君たちはどう生きるか:初の場面写真解禁 主人公の眞人、青サギ・サギ男、インコ大王ら14点 声優陣も一挙発表

「君たちはどう生きるか」の場面写真(C)2023 Studio Ghibli
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「君たちはどう生きるか」の場面写真(C)2023 Studio Ghibli

 スタジオジブリの宮崎駿監督の最新作の劇場版アニメ「君たちはどう生きるか」の主人公・眞人(まひと)らが描かれた場面写真14点が公開された。同作は、2022年12月にポスタービジュアルがお披露目されたが、あらすじ、キャスト、主題歌などが事前に明かされないまま、7月14日に公開された。公開から36日目を迎えた8月18日に初めて場面写真がお披露目された。

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 公開されたのは、主人公・眞人のほか、青サギ・サギ男、キリコ、ヒミ、夏子、勝一、老婆たち、ワラワラ、インコ大王、老ペリカン、大伯父らが登場する場面写真。場面写真は、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーの「常識の範囲でご自由にお使いください。」というメッセージと共に8月18日正午にスタジオジブリの公式サイトにアップされる。

 声優陣も発表され、俳優の山時聡真さんが主人公・眞人を演じていることが分かった。菅田将暉さんが青サギ・サギ男、柴咲コウさんがキリコ、あいみょんさんがヒミ、木村佳乃さんが夏子、木村拓哉さんが勝一をそれぞれ演じている。

 大竹しのぶさん、竹下景子さん、風吹ジュンさん、阿川佐和子さんが4人の老婆のあいこ、いずみ、うたこ、えりこをそれぞれ演じ、滝沢カレンさんがワラワラ、國村隼さんがインコ大王役、小林薫さんが老ペリカン役、火野正平さんが大伯父役として出演している。

 同作が9月22日からスペインで開催される「第71回サン・セバスティアン国際映画祭」のオープニング作品として上映されることも発表された。同映画祭のオープニングで邦画が上映されるのは初めて。9月29日から米国で開催される「第61回ニューヨーク映画祭」でも同作の上映が決定した。

 「君たちはどう生きるか」は、2013年公開の「風立ちぬ」以来、約10年ぶりとなる宮崎監督の長編アニメ。宮崎監督が原作、脚本を手掛けた。シンガー・ソングライターの米津玄師さんが主題歌「地球儀」を手がけたことも話題になっている。7月14日の公開から4日間で興行収入が21億4000万円を突破し、宮崎監督作品としては、2001年公開の「千と千尋の神隠し」の初動4日間の興行収入を超え、2013年公開の「風立ちぬ」の150%超えとなるなど好スタートを切った。累計で興行収入が約62億3500万円を記録し、観客動員数が約439万人を記録するなど大ヒットしている。

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