マイホームヒーロー：人気マンガが実写ドラマ＆映画化　“平凡なサラリーマン”佐々木蔵之介が半グレと闘う　なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥も出演

　「週刊ヤングマガジン」（講談社）で連載中の山川直輝さん原作、朝基まさしさん作画の人気マンガ「マイホームヒーロー」が実写化され、10月24日よりMBS・TBS深夜の「ドラマイズム」枠で放送、2024年春に映画が公開されることが8月22日、明らかになった。俳優の佐々木蔵之介さんが主人公・鳥栖哲雄（とす・てつお）を演じ、人気グループ「なにわ男子」の高橋恭平さん、「乃木坂46」元メンバーの齋藤飛鳥さんも出演。齋藤さんはグループ卒業後、初のドラマ、映画出演となる。

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　「マイホームヒーロー」は、推理小説オタクの平凡なサラリーマン・鳥栖哲雄が、娘の恋人である犯罪組織のメンバーを殺害した罪を隠し、家族を守るため、ミステリー小説で培った頭脳と家族愛を武器に、半グレとの闘いに身を投じることになる……というストーリーで、今年4月からテレビアニメも放送された。「ドラゴン桜」「半沢直樹」「グランメゾン東京」（共にTBS系）などで演出を手がけた青山貴洋さんが監督を務める。青山さんは、本作が劇場長編映画デビュー作となる。

　高橋さんは、哲雄を殺人犯と疑い、執拗（しつよう）に追及する半グレ集団のリーダー格・間島恭一役、齋藤さんは、哲雄の一人娘・鳥栖零花役を演じる。

　その他、哲雄の妻・鳥栖歌仙役で木村多江さん、鳥栖一家を追い込んでいく犯罪組織「間野会」のメンバー・麻取義辰役で吉田栄作さん、窪役で音尾琢真さん、竹田役で淵上泰史さん、麻取延人役で内藤秀一郎さんが出演する。

　佐々木さんは「登場シーンの9割がピンチ、撮影中は毎日血塗れでボコボコ。その最悪が、最高でした。超最高の原作に敬意を表し、スタッフキャスト一丸で没入し挑んだ『マイホームヒーロー』、ご期待ください」とアピール。

　高橋さんは、演じる恭一について「半グレで悪いことを当たり前のように行っていますが、本当の思いだったり芯がしっかりあって、根はいいやつなんです！　今回オファーをいただいた時、うれしさと不安が半々でした。どう演じようか、間島恭一の全てが僕の初めてでした！」と振り返った。

　齋藤さんは「正義や悪で区別するには難しい、愛のある物語だと思います。最高の原作、映像になるとどんな化学反応が起こるのか、とっても楽しみです」とコメントを寄せた。

　「マイホームヒーロー」は、10月24日から毎週火曜放送。MBSは深夜0時59分から、TBSは深夜1時28分から放送される。