VIVANT:「あなたは鶏群の一鶴 眼光紙背に徹す」 乃木が野崎に伝えた意味は? 考察も大盛り上がり

連続ドラマ「VIVANT」第7話の一場面(C)TBS
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連続ドラマ「VIVANT」第7話の一場面(C)TBS

 堺雅人さんが主演を務める日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(TBS系、日曜午後9時)の第7話が8月27日に放送された。飛行機の中で、乃木(堺さん)が、野崎(阿部寛さん)に伝えた「あなたは鶏群(けいぐん)の一鶴(いっかく) 眼光紙背(がんこうしはい)に徹す」という言葉について、SNSではさまざまな考察が上がった。

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 「VIVANT」は「半沢直樹」シリーズや「下町ロケット」シリーズなど数々のヒットドラマを生み出してきた福澤克雄監督が、演出、原作を手がける完全オリジナルストーリー。

 第7話では、「テント」のナンバー2・ノコル(二宮和也さん)の情報をつかんだ乃木ら別班チームが、バルカ共和国へ向かう。乃木を追う野崎は、ドラム(富栄ドラムさん)と共に同じ飛行機に乗り込んだ。

 乃木の隣の席に座った野崎は、かつて可愛がっていたが、度を越えた調査をしてしまったために命を落とした後輩のリュウ・ミンシュエンについて語り始める。「頼りなく見えて、実は芯がある。そんなところもお前によく似てる」と話した野崎は、「やつが死んだのも突然だった。急にいなくなったら無性にさみしいもんだぞ」と乃木に伝えた。

 その後、乃木は自らの手を目を閉じて休んでいた野崎の手に重ね、「あなたは鶏群の一鶴。眼光紙背に徹す」という言葉を伝える。そんな乃木を、野崎が意味深に見つめる様子が映し出された。

 「鶏群の一鶴」とは、多くの凡人の中に1人だけ際立つ優れた人物がまじっていることのたとえ。「眼光紙背に徹す」とは、表面上の意味だけでなく、背後にある真意も読み取ることで、読解力が鋭いということを表している。

 終盤では、突然乃木が、黒須(松坂桃李さん)ら「別班」の5人を次々と狙撃するという衝撃の行動に出たことから、SNSでは「これは裏切りの伏線だよね。野崎に見抜いてほしかったのか」「野崎にだけは乃木の裏切りは作戦であると伝えているのでは」「もし自分が消えても大丈夫なように野崎に託したとも考えられる」「野崎に対する“敬意、信頼、友情、感謝”の意味があるように思える」「後々、この言葉が意味をもってきそう」と話題となっていた。

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