わたしの幸せな結婚:繊細な感情表現 “美世”上田麗奈の熱演 久保田雄大監督、脚本・佐藤亜美に聞く“心をつかむ理由”

「わたしの幸せな結婚」の一場面(c)2023 顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会

「わたしの幸せな結婚」の一場面(c)2023 顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会

 富士見L文庫(KADOKAWA)の顎木あくみさんの小説が原作のテレビアニメ「わたしの幸せな結婚」。7月からTOKYO MXほかでスタートし、放送時間になるとSNSで関連ワードがトレンド入りするなど話題になっている。配信も好調で、海外の配信サービスでも上位にランキングするなど、国内のみならず世界でも人気を集めている。継母たちから虐げられて育った少女・斎森美世が、孤高のエリート軍人・久堂清霞と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることの喜びを知っていくという和風シンデレラストーリー。不幸でコンプレックスだらけの美世が、幸せをつかむ……という王道の展開ではあるが、超能力のような血の呪縛・異能を巡る壮絶なドラマもあり、要素の多い作品ではあるが、「メイドインアビス」「盾の勇者の成り上がり」などを手掛けてきたアニメ制作会社・キネマシトラスが繊細な映像表現で見事にアニメ化した。同作はなぜ多くの人の心をつかんでいるのか? アニメを手掛ける久保田雄大監督、脚本の佐藤亜美さんに、制作の裏側を聞いた。

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