シティーハンター：新作劇場版　うるうる瞳の冴羽リョウ　クール、物憂げな表情も　カット一挙公開

　北条司さんの人気マンガ「シティーハンター」の新作劇場版アニメ「劇場版シティーハンター 天使の涙（エンジェルダスト）」の主人公・冴羽リョウのカットが公開された。依頼人・アンジーの美しさに感動し、瞳を“うるうる”とさせるシーンや、一転してクールな表情を見せるシーン、物憂げにグラスを見つめる姿など、冴羽リョウのギャップある魅力が感じられるカットとなっている。

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　新作劇場版の公開を記念し、特別番組「『劇場版シティーハンター 天使の涙（エンジェルダスト）』公開特番　AAA～アメイジングアニメアーギュメント～」が、9月8日深夜0時からTOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11で放送される。お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気さんがMCを務め、冴羽リョウ役の神谷明さん、こだま兼嗣総監督、若林豪プロデューサーが出演。ファン代表として俳優の宮地真緒さんも出演する。

　新作は、現代の東京を舞台に冴羽リョウの過去を描き、パートナーだった槇村秀幸の死の核心に迫る。投与した者を超人兵士へと変える闇のテクノロジー・エンジェルダストの最新型を手に入れようと東京に暗殺者が現れ、槇村秀幸の命を奪った禁断の開発を巡る争いが描かれる。

　前作「劇場版シティーハンター ＜新宿プライベート・アイズ＞」に続き、こだまさんが総監督を務め、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」などのむとうやすゆきさんが脚本を手がける。サンライズ、アンサー・スタジオが制作する。前作に続きオリジナルキャストが集結し、冴羽リョウ役の神谷さん、槇村香役の伊倉一恵さん、野上冴子役の一龍斎春水（麻上洋子）さん、海坊主役の玄田哲章さん、美樹役の小山茉美さんが出演する。

　「シティーハンター」は、1985年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載が始まったマンガ。東京・新宿で、裏社会ナンバーワンの始末屋（スイーパー）冴羽リョウの活躍が描かれた。コミックスの累計発行部数は約5000万部。1987～99年にテレビアニメが放送されたほか、3作の劇場版アニメが制作された。2019年に約29年ぶりとなる劇場版アニメ「劇場版シティーハンター ＜新宿プライベート・アイズ＞」が公開され、興行収入が15億円を突破するなどヒットした。