柚木さんちの四兄弟。:flumpoolがテレビアニメOP EDは久保あおい メインビジュアルに癒やし系四兄弟

「柚木さんちの四兄弟。」のメインビジュアル(C)藤沢志月・小学館/「柚木さんちの四兄弟。」製作委員会
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「柚木さんちの四兄弟。」のメインビジュアル(C)藤沢志月・小学館/「柚木さんちの四兄弟。」製作委員会

 少女マンガ誌「ベツコミ」(小学館)で連載中の藤沢志月さんのマンガが原作のテレビアニメ「柚木さんちの四兄弟。」で、バンド「flumpool(フランプール)」がオープニングテーマ(OP)「泣いていいんだ」を担当することが分かった。歌手の久保あおいさんがエンディングテーマ(ED)「ささくれ」を担当する。家の玄関前に立つ柚木家の“癒やし系”四兄弟が描かれたメインビジュアルも公開された。

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 flumpoolのボーカルの山村隆太さんは「大好きな作品に関われることになって、心からうれしく思います! 初めて読ませていただいた時に、両親がいない中でも、親代わりにと務める兄弟の愛情にまずは感動しました。しかし何よりも感動したのは、愛だけでは乗り越えられない壁に立ち尽くした時、お互いのつらさや涙に気づくことで本当の家族になっていく、そんな兄弟の姿に心打たれ、涙が出ました。彼らの成長のストーリーにそっと寄り添ってくれる歌になってほしいなと思います」とコメントを寄せている。

 久保さんは「実は私も四兄弟で、少し複雑な家庭で育ってきたので、どんなに楽しいことをしていても、ふと思い出してしまう昔の記憶や心の傷に、すごく共感するところがありました。家庭環境が違うことで、周りの人と話が合わなかったり、忘れようとしていた過去の出来事も『かわいそう』とか思われることは多いけど、楽しいこともいっぱいあるし、幸せを感じることも必ずあるよってことを、この曲を通して伝えられたらと思っています」と話している。

 「柚木さんちの四兄弟。」は、2018年から「ベツコミ」で連載中のマンガ。両親を突然亡くし、男だけで暮らすことになった“癒やし系”4人兄弟の日常を描いている。2020年に「第66回小学館漫画賞」の少女向け部門を受賞した。

 アニメは「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」などの本郷みつるさんが監督を務め、「夏目友人帳」などの朱夏が制作する。10月5日からTOKYO MXほかで放送される。

 ◇キャスト(敬称略)

 柚木隼:岩崎諒太▽柚木尊:戸谷菊之介▽柚木湊:櫻井みゆき▽柚木岳:寺澤百花▽霧島宇多:松岡美里▽霧島和歌:唯野あかり▽霧島咲:M・A・O▽霧島虎次郎:立木文彦▽二階堂悠真:國府咲月

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