シティーハンター:新作劇場版が公開3日で興収3.2億円突破 動員ランキング1位の好スタート

「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」のビジュアル(C)北条司/コアミックス・「2023 劇場版シティーハンター」製作委員会
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「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」のビジュアル(C)北条司/コアミックス・「2023 劇場版シティーハンター」製作委員会

 北条司さんの人気マンガ「シティーハンター」の新作劇場版アニメ「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」が9月8日に公開され、3日間で興行収入が3億2494万円を突破したことが分かった。観客動員数は約21万人を記録。8~10日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)では1位を獲得し、好スタートを切った。

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 新作は、現代の東京を舞台に冴羽リョウの過去が描かれ、パートナーだった槇村秀幸の死の核心に迫る。投与した者を超人兵士へと変える闇のテクノロジー・エンジェルダストの最新型を手に入れようと東京に暗殺者が現れ、槇村秀幸の命を奪った禁断の開発を巡る争いが描かれる。

 前作「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」に続き、こだま兼嗣さんが総監督を務め、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」などのむとうやすゆきさんが脚本を手がける。サンライズ、アンサー・スタジオが制作する。前作に続きオリジナルキャストが集結し、冴羽リョウ役の神谷明さん、槇村香役の伊倉一恵さん、野上冴子役の一龍斎春水(麻上洋子)さん、海坊主役の玄田哲章さん、美樹役の小山茉美さんが出演する。

 「シティーハンター」は、1985年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まったマンガ。東京・新宿で、裏社会ナンバーワンの始末屋(スイーパー)冴羽リョウの活躍が描かれた。コミックスの累計発行部数は約5000万部。1987~99年にテレビアニメが放送されたほか、3作の劇場版アニメが制作された。2019年に約29年ぶりとなる劇場版アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」が公開され、興行収入が15億円を突破するなどヒットした。

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