わたしの宝物
第4話 最愛の彼が生きていた…罪悪感と危険な遭遇
11月7日(木)放送分
福原遥さんと深田恭子さんダブル主演の連続ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(TBS系、火曜午後10時)。偶然出会った18歳の仲川有栖(福原さん)と40歳の成瀬瞳子(深田さん)が、一緒に暮らしながら互いに助け合う様子が描かれてきた。9月12日放送の最終回では、二人が育んできた日々についに別れの時が訪れる。今作を手がける韓哲プロデューサーに、ドラマ撮影を振り返ってもらった。
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ドラマは、夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦・仲川有栖と、恋は後回しな40歳のビジネスパーソン・成瀬瞳子の2人が、年の差を超えたシスターフッド(女性同士の絆)を築く。今の時代の女性の生き方や葛藤をそれぞれの目線で描く。
有栖役の福原さんについて、「福原さんは難役ながらも、ご自身の中にある芯の強さと真っすぐさで、回を追うごとにどんどん我々を魅了する素晴らしい有栖を演じてくれました」と話した韓さん。一方、瞳子役の深田さんについては「その柔らかさとしなやかさで、強くて時おり弱い、唯一無二のすてきな瞳子を見せてくれました」と話す。
自分を男手一つで育ててきた父・市郎(安田顕さん)に、有栖が妊娠を報告するシーンでは、SNSでは「涙出る」といった声が上がるなど話題になった。海が産まれた後は、瞳子の母・貴美子(片平なぎささん)や市郎の手を借りながら、初めての子育てに奮闘する様子が描かれた。
夜泣きが続き、疲労困憊(こんぱい)となってしまう場面や、どうしても外せない場面で入る保育園からの“お迎え要請”といったことも描かれたが、韓さんは「第5話では出産シーンを、第6話では出産直後の育児のシーンを、時間をかけて描きました。そうすることで有栖の中に芽生えた母としての強さと、支える瞳子との絆の強まりを表現できたのではないかと思います」と振り返る。
実は、ラブストーリーをじっくりと描くためにも、出産直後の育児シーンを飛ばす選択肢もあったというが、「脚本の龍居由佳里さんが当初からそこを描きたいという思いが強く、6話はほぼ育児の回となりました」と明かす。「そうしたことで後の有栖と市郎との関係性の変化や、麻生康介(八木勇征さん)との向き合い方などのエピソードに、より共感していただけることにつながったのではと思います」と話す。
最終回では、瞳子のマンションに、貴美子、祐馬(鈴鹿央士さん)、加瀬(上杉柊平さん)、市郎、薫(松本若菜さん)が集まり食事をしていると、瞳子が突然、地元の金沢に戻るかもしれないと話し出す。急な展開に驚く一同だが、瞳子には心に秘めたある考えがあり……。
一方、有栖は、瞳子の働く「BVアート」が主催する10周年プロジェクトに選ばれ、忙しい日々に追われていたが、綾香(嵐莉菜さん)から祐馬への本当の気持ちを問われ答えられずにいて……と展開する。
最後に、「ここまで見てくださった多くの方々に、感謝申し上げます」と感謝の思いを伝えた韓さん。「全キャストが素晴しいお芝居でつくりあげてきた本作もいよいよ最終回です。それぞれの登場人物の未来に幸あれと思えるようなエンディングとなっておりますので、最後まで見届けていただけたら幸いです」と呼びかけた。
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2024年11月09日 05:00時点
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