テレビ朝日:「3夜連続ドラマゾーン」を強化 菅野美穂主演「ゆりあ先生の赤い糸」は「新時代の『ひとつ屋根の下』」 深夜ドラマにも注力

テレビ朝日本社外観
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 テレビ朝日は9月13日、10月期改編説明会をオンラインで開催し、火~木曜午後9時に放送されるドラマの「3夜連続ドラマゾーン」を強化すると発表した。10月期の「家政夫のミタゾノ」(火曜午後9時)、「相棒 season22」(水曜午後9時)、「ゆりあ先生の赤い糸」(木曜午後9時)の3作について、河野太一総合編成部長は「『相棒』から新作まで強力なラインアップをお届けします」とアピールした。

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 「家政夫のミタゾノ」は、人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さん主演のドラマとして2016年10月期にスタート。金曜ナイトドラマ枠で誕生したシリーズ作品としては最長を記録し、昨年には舞台化も実現。同局を代表する人気シリーズに成長した。今期の放送では、俳優の桜田ひよりさん演じる新しい家政婦が加わり、火曜午後9時のゴールデン帯に進出した。

 「相棒 season22」は、杉下右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)の14年ぶりの再会から1年後、警視庁を震撼(しんかん)させる重大事件から幕を開けるという。

 「ゆりあ先生の赤い糸」は、2023年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」を受賞した入江喜和さんの同名マンガ(講談社)が原作。俳優の菅野美穂さんが主演を務め、「僕の生きる道」(フジテレビ系)などの「僕シリーズ」などで知られる橋部敦子さんが脚本を手がける。主婦のゆりあ(菅野さん)が、要介護になった夫と、突然目の前に現れた夫の彼氏、彼女、隠し子と奇妙な同居生活を始めることになるヒューマンドラマだ。

 「ゆりあ先生の赤い糸」の峰島あゆみプロデューサーは、ドラマについて「新時代の『ひとつ屋根の下』」とコメント。「平たく言ってしまえば、不倫、ダブル不倫みたいな話なんですけど、既存の家族の形、夫婦の形にチャレンジを投げかける作品。人生の応援歌となるような大きな愛に包まれた人間ドラマになっています」と見どころを語った。

 そのほか、深夜ドラマにも注力。相葉雅紀さん主演の「今日からヒットマン」(金曜午後11時15分)、人気グループ「ジャニーズWEST」の重岡大毅さんと新木優子さんが共演するラブサスペンス「単身花日」(土曜午後11時)、アイドルグループ「日向坂46」の齊藤京子さんが単独初主演する不倫をテーマにした「泥濘(ぬかるみ)の食卓」(土曜午後11時半)が放送される。

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