ブギウギ:“ヒロインの母”水川あさみの演技を視聴者絶賛 「ハマり役」「往年の大女優と同じオーラを感じる」

連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する水川あさみさん(C)NHK
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連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する水川あさみさん(C)NHK

 俳優の趣里さんがヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第2回が10月3日に放送された。ヒロイン・鈴子(澤井梨丘さん)の母・ツヤを演じる水川あさみさんの演技に注目が集まった。

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 水川さん演じるツヤは、銭湯「はな湯」の番台に座り、銭湯経営の屋台骨を支えている。しっかり者で義理と人情に厚く、子供たちのことを第一に思う優しい母親だ。大阪出身の水川さんのせりふ回しも、「息を吐くような自然な大阪弁やから聞き心地が良い」「これぞ王道の大阪弁。お見事!」など、視聴者から絶賛の声が上がっている。

 第2回で、鈴子はツヤに常連客のアホのおっちゃん(岡部たかしさん)だけを、いつもタダで銭湯に入れている理由を尋ねる。ツヤは銭湯を開いた初日のアホのおっちゃんとの思い出を語り、「おっちゃんは恩人や。義理があんねん。義理を返すんが人情や」と語った。

 また、鈴子がおせっかいで親友のタイ子(清水胡桃さん)を怒らせてしまったことをツヤに相談する場面も描かれた。ツヤは「タイ子ちゃんは偉いなあ。嫌なことは嫌やからやめてって言えるんは、お母ちゃん、やっぱすごいなと思うわ。鈴子にもそうなってほしい」と鈴子に優しく語りかけた。

 それを聞いた鈴子は「嫌なこと何にもないわ。お母ちゃんのおかげやな」と笑顔で返答するが、ツヤの表情は一瞬曇り、複雑な表情を浮かべ、無言のまま鈴子を見つめた。鈴子が「どないしたん?」と聞くと、ツヤは優しくほほ笑み「何でもない。そうやなあ、鈴子は何にもないな」といい、鈴子の頭をなでた。

 そして、タイ子を傷つけてしまったのではないかと悩む鈴子に、ツヤは「小さい頃、これ歌うとえらいご機嫌なっとったんやで」といい、ある歌を歌って聞かせた。鈴子は「なんや聞き覚えのある気するわ」といい、ツヤと鈴子は笑いながらその歌を2人で歌った。

 SNSでは「ツヤさん、存在感ある」「ハマり役」「番台での無言の演技に泣けてしまった」「水川あさみさんの演技は往年の大女優のそれと同じオーラを感じるな」「ツヤの複雑な表情が気になる」「水川あさみはいい表情するよなー」といった声が上がった。

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