アイナ・ジ・エンド:初主演映画を公開初日にお忍び鑑賞 「ここにキリエいるよ」

映画「キリエのうた」の公開記念舞台あいさつに登場したアイナ・ジ・エンドさん
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映画「キリエのうた」の公開記念舞台あいさつに登場したアイナ・ジ・エンドさん

 6月に解散したガールズグループ「BiSH(ビッシュ)」のアイナ・ジ・エンドさんが10月14日、東京都内で行われた、主演映画「キリエのうた」(岩井俊二監督)の公開記念舞台あいさつに登場した。アイナさんは公開初日の13日、東京・吉祥寺の劇場で1人で鑑賞したといい、「スーツのお兄さんが独り言で『このシーンよかったな』とパンフレットを買っているのを見て、『ここにキリエいるよ』と思いながら自分もパンフレットを買った」と明かした。

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 映画は、岩井監督のオリジナル作。歌うことでしか声が出せない路上ミュージシャンのキリエ(アイナさん)、姿を消したフィアンセを探し続ける夏彦(松村北斗さん)、傷ついた人々の心に寄り添う教師・フミ(黒木華さん)、過去を捨て、名前を捨て、キリエのマネジャーを買って出る謎めいたイッコ(広瀬すずさん)の4人が、宮城・石巻、大阪、北海道・帯広、東京を舞台に、出会いと別れを繰り返す。

 アイナさんは、映画初出演で、姉の希(きりえ)と妹のキリエこと路花の一人二役を演じ、劇中歌の作詞・作曲も担当した。岩井監督は「演技をするのは初めてという子に姉と妹2人の役に作詞・作曲と、いろいろなものを背負わせてしまった。本当に大変なことをお願いしてしまった。曲も2人のキャラクターも、アイナ・ジ・エンドが作った純度100%の作品だったと思います」とコメントした。

 イベントには、松村さん、広瀬さんも出席。岩井監督から、アイナさん、松村さん、広瀬さんの3人にサプライズで青い花束が贈られた。路上ミュージシャン役で映画に出演している笠原秀幸さんがMCを務めた。

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