アイナ・ジ・エンド:映画主演大抜てきに「夢で終わらせちゃいけない」と気持ち新た 「キリエのうた」イベント

映画「キリエのうた」の完成報告イベントに出席したアイナ・ジ・エンドさん
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映画「キリエのうた」の完成報告イベントに出席したアイナ・ジ・エンドさん

 6月に解散した「BiSH(ビッシュ)」の元メンバーのアイナ・ジ・エンドさんが7月11日、主演映画「キリエのうた」(岩井俊二監督、10月13日公開)の完成報告イベントに出席した。映画初主演のアイナさんは、岩井監督の抜てきを「音楽が大好きで、ロックンロール一辺倒だった私を岩井さんが見つけてくださって、本当に夢みたい」と振り返り、「これを夢で終わらせちゃいけないんだなって思った。広瀬すずちゃんと松村北斗さん、ずっと近くにいた2人にお芝居をリードしてもらって、なんとかやり遂げられた。本当にすてきな経験をさせていただきました」と語った。

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 この日は、自身が書き下ろした同作の主題歌「キリエ・憐(あわ)れみの讃歌(さんか)」(Acoustic short ver.)をサプライズで歌唱し、「(この曲を)人前で初めて歌いました」と話した。

 映画は、歌うことでしか声が出せない路上ミュージシャンのキリエ、姿を消したフィアンセを探し続ける夏彦、傷ついた人々の心に寄り添う教師・フミ、過去を捨て、名前を捨て、キリエのマネジャーを買って出る謎めいた女性・イッコの4人が、石巻、大阪、帯広、東京を舞台に、出会いと別れを繰り返す、13年に及ぶ物語。キリエをアイナさん、夏彦を松村さん、フミを黒木華さん、イッコを広瀬さんが演じる。

 イベントでは、追加キャストも発表され、アイナさん、松村さん、黒木さん、広瀬さんのほか、江口洋介さん、吉瀬美智子さん、奥菜恵さん、浅田美代子さん、北村有起哉さん、大塚愛さん、岩井監督も出席した。キーボード奏者役で出演するお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんがMCを務めた。

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