宝塚への招待:羽山紀代美さんの振り付けに「憧れ」 湖月わたると朝海ひかるが振り返る WOWOWで10月28日

WOWOWの「宝塚への招待」に出演する湖月わたるさん(左)と朝海ひかるさん=WOWOW提供
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WOWOWの「宝塚への招待」に出演する湖月わたるさん(左)と朝海ひかるさん=WOWOW提供

 宝塚歌劇団の各組からよりすぐりの公演を紹介するWOWOW「宝塚への招待」。10月28日午後5時からWOWOWライブで、今年6月に急逝した宝塚歌劇団の振付家・羽山紀代美さんの振付家30周年記念公演「ゴールデン・ステップス-1975~2005-」を放送する。

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 番組は、1975~2005年に羽山さんが振り付けをしたダンスの名場面を抜粋し、元雪組トップスター・朝海ひかるさんや、元星組トップスターの湖月わたるさんら計89人の選抜メンバーで再現。朝海さんと湖月さんが副音声で解説を担当する。

 湖月さんは「いざ曲がはじまると、みんなすごく張り切っちゃって。『やってしまった』なんて言っていたのに、みんなすごく楽しそうなんですよね。それだけこのリサイタルに出させていただけるという喜びに満ちあふれていたんだろうと思います」と語った。

 朝海さんは「自分が担当することになったシーンは、尊いシーンでした。そうした思いがありながらも、いざそのシーンが始まると、そこに入り込むことができた幸福感もありましたし、このシーンの本当の素晴らしさを理解することができたんです」と話した。

 羽山さんの振り付けについて、2人は「憧れ」だったと話す。「お稽古の時は本当に緊張感がありましたね。先生のおっしゃることに少しでも近づきたいと思って。集中力を切らさずにお稽古をしている時間は、本当にいい時間でした」と朝海さん。湖月さんも「夜遅くまで猛特訓。少しでも練習したいと思って、次の日の朝も早くから練習。その結果を先生に見てもらいたかったんですよね。青春でした」と話している。

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