ブギウギ:“デキる後輩・秋山”伊原六花の起用理由「度胸があって舞台でも映える」 ヒロインオーディションでの演技が決め手に 

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で秋山美月を演じる伊原六花さん(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で秋山美月を演じる伊原六花さん(C)NHK

 俳優の趣里さんがヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)。制作統括の福岡利武さんが、スズ子(趣里さん)の梅丸少女歌劇団(USK)の後輩・秋山美月を演じる伊原六花さんの魅力について語った。

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 伊原さんは1999年生まれ、大阪府出身。高校時代に「バブリーダンス」で話題を集めた大阪府立登美丘高校ダンス部のキャプテンを務めていた。幼少期からバレエを習い、ミュージカルスクールにも通っていたという。

 伊原さん演じる秋山は、ライバルの花咲歌劇団から移籍してきた実力派で、先輩の桜庭和希(片山友希さん)を追い抜き、男役で大人気となる。理想が高く、ショーの質を高めるためには、先輩にも物おじせず意見するという役どころだ。

 伊原さんは、ヒロイン役のオーディションに参加したことをきっかけにこの役に抜擢(ばってき)された。福岡さんはそのときの手応えを「すごく良かった」と振り返り、「お芝居もすてきですし、度胸もあるので舞台でも映えるなと思いました」と起用理由を明かす。

 伊原さんの印象は「明るく爽やかで楽しいイメージ」だと言うが、一方で演じる秋山は「シビアでピリッとした役」だ。

 「OSK日本歌劇団を含めて歌劇団をいろいろと取材する中で、後輩が先輩を飛び越えていくことはあるし、そうなると心中がどんどん複雑になると聞いて、そういった部分もぜひ描きたいと思いました」

 福岡さんは、秋山について「才能があるキャラクター」と表現し、「歌劇や舞台を愛するがゆえに強く言っているということも含めて、見事に演じていただいています」と伊原さんの演技をたたえる。

 そんな秋山を演じている伊原さんの姿は「ピリッとしていました」というが、「撮影が終わると明るく笑顔で『大丈夫?』と気配りができる方なので、カットがかかればみんなでキャッキャしています」と撮影の裏側を語った。

 そして「秋山は今後どんどん成長していくキャラクターなので、期待して見ていただきたいです。ステージシーンも第4、5、6週とまだまだ続きますし、見どころが盛りだくさんです」と今後にも期待を持たせた。

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