カンニング竹山:急逝した父親、子供の名義で13億円借金 「ろくでもないでしょ?」と苦笑い 「徹子の部屋」で 

10月25日放送の「徹子の部屋」に出演したカンニング竹山さん=テレビ朝日提供
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10月25日放送の「徹子の部屋」に出演したカンニング竹山さん=テレビ朝日提供

 お笑い芸人のカンニング竹山さんが、10月25日午後1時放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。父親の急逝で、13億円の借金を背負わされていたことを明かした。

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 竹山さんは、幼少期は非常に裕福で、幼稚園にはベンツで通っていた。その後、父親の会社が倒産すると生活は一変。一時は苦労の日々を過ごすが、バブル期に父親が不動産で大もうけ。その父親はバブル崩壊の頃に脳出血で亡くなった。

 東京に住んでいた竹山さんは「遺産はあるのか」「借金はあるのか」など、兄と話していたという。

 すると裁判所から手紙が届き「僕が13億円の借金を背負っていることになっていて。お兄ちゃんにも電話したら、兄ちゃんのところにも同じ手紙が来てて……」と明かし、黒柳さんは「ほんと!?」と仰天する。

 さらに、竹山さんは「調べたら、父が勝手に僕らの名義で金を借りていたんです。ろくでもないでしょ?」と苦笑い。「いろいろ調べて、遺産放棄じゃないですけど、関係ないですっていって放棄して。持っているものは放棄して、全部売りました」と語った。

 父親の寝室には誰も開けたことがない金庫があったという。鍵屋に開けてもらうと、中には竹山さん、兄、姉の通信簿や子供の時に描いた絵などが入っており、金品は一切なかった。

 竹山さんは「今でも覚えていますけど、兄が肩を震わせながら『馬鹿野郎』って言っていたんです。その言葉で泣けちゃって。子供には愛情があったんだなって今でも思いますね」と語った。

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