ドラマ1週間:主演・阿部サダヲ×脚本・宮藤官九郎×磯山晶Pで来年1月期に新ドラマ 「どうする家康」ファン感謝祭11月開催

阿部サダヲさん主演で2024年1月期に放送される連続ドラマ「不適切にもほどがある!」のビジュアル(C)TBS
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阿部サダヲさん主演で2024年1月期に放送される連続ドラマ「不適切にもほどがある!」のビジュアル(C)TBS

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(10月21~27日)は、阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本で磯山晶プロデューサーが手掛ける連続ドラマ「不適切にもほどがある!」が、TBS系の金曜ドラマ枠(金曜午後10時)で2024年1月期に放送される話題、TBSの作NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の「ファン感謝祭~『皆のおかげじゃ!』~」が開催されることが話題になった。前後編で取り上げる。

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 松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」の「ファン感謝祭~『皆のおかげじゃ!』~」が開催されることが10月25日、明らかになった。東京・渋谷のNHKホールで11月27日に開催され、徳川家康役の松本さん、榊原康政役の杉野遥亮さん、鳥居元忠役の音尾琢真さん、渡辺守綱役の木村昴さん、阿茶局役の松本若菜さん、本多正信役の松山ケンイチさんらが集まり、撮影裏話などトークを繰り広げる。ドラマの音楽を担当する稲本響さんとNHK交響楽団のピックアップメンバーらによるテーマ曲、ドラマ音楽の生演奏も行われる。ファン感謝祭観覧応募の受け付けもスタート。入場無料で、NHKの公式サイトから専用申し込みフォームを使って申し込む。締め切りは11月5日午後11時59分。

 綾瀬はるかさん主演の人気ドラマシリーズ「義母と娘のブルース」(TBS系)の新作「義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル」に、松下由樹さんが出演することが26日、分かった。大樹(井之脇海さん)の母・博美役で登場。大樹とみゆき(上白石萌歌さん)の結婚に猛反対し、みゆきの幸せを誰よりも願う亜希子(綾瀬さん)、そして大樹と結婚したいみゆきにとって大きな壁となる。博美の夫で、大樹の父・由紀夫を遠山俊也さんが演じることも発表された。「義母と娘のブルース」は桜沢鈴さんの同名マンガ(ぶんか社)が原作。2018年7月期に連続ドラマでスタートし、2020、2022年の正月に連ドラのその後を描いたスペシャル版を放送。今回3度目のお正月スペシャルで、足かけ5年半に及んだ物語が完結する。「義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル」は、2024年1月2日午後9時から放送。

 阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」が、TBS系の金曜ドラマ枠(金曜午後10時)で2024年1月期に放送されることが27日、分かった。TBSの磯山晶プロデューサーが手掛ける作品となり、「池袋ウエストゲートパーク」(2000年)、「木更津キャッツアイ」(2002年)、「タイガー&ドラゴン」(2005年)と同局の名作ドラマでタッグを組んでいた3人が、19年ぶりに令和の時代で新たな作品を送る。物語は宮藤さんのオリジナルで、“昭和のおじさん”が、1986年から2024年にタイムスリップして現代の人々に変化をもたらしていき、親が子を思う気持ちなど「時代が変わっても、変えずに守るべきことを見つめ直す」ヒューマンコメディーとなる。仲里依紗さん、磯村勇斗さん、吉田羊さんの出演も発表された。

 NHK大河ドラマ「どうする家康」が、10月26日にクランクアップしたことが分かった。約1年5カ月にわたる撮影を終了し、徳川家康の生涯を演じきった松本さんは「クランクアップの瞬間に湧き上がったのは、ただただ感謝の気持ちです」と明かした。さらに松本さんは「この作品のテーマである『チームプレー』を長い時間かけて築き、チーム全員で一つの作品を創(つく)ってきたんだと改めて感じ、皆さんに心からの感謝を伝えたいと思いました」と語っている。「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」(共にフジテレビ系)シリーズなどの古沢良太さんが脚本を担当し、新たな視点で徳川家康の生涯を描く。ドラマは12月17日に最終回(第48回)を迎える。

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