沢尻エリカ:米名作「欲望という名の電車」で舞台初出演&初主演 没落していく名家の女性に

沢尻エリカさんの主演舞台「欲望という名の電車」のメインビジュアル
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沢尻エリカさんの主演舞台「欲望という名の電車」のメインビジュアル

 俳優の沢尻エリカさんの主演舞台「欲望という名の電車」が、2024年2月10日から新国立劇場 中劇場(東京都渋谷区)で上演されることが分かった。沢尻さんは今作が舞台初出演、初主演となる。2019年11月に合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕され、翌20年に懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた沢尻さんが作品に出演するのは、2019年9月に公開された映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督)以来、約4年ぶりとなる。

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 「欲望という名の電車」は米国の劇作家テネシー・ウイリアムズ作で、1947年にブロードウェイで初演、51年には映画化され主演のヴィヴィアン・リーが「アカデミー主演女優賞」を受賞した。米ニューオーリンズを舞台に、主人公の名家出身の女性が没落していく姿を描いた名作。

 舞台は、伊藤英明さん、清水葉月さん、高橋努さんらも出演し、映画「月はどっちに出ている」(1993年)などの鄭義信(チョン・ウィシン)さんが演出を手掛ける。

 鄭さんは「高慢な中に孤独の影を感じさせる沢尻エリカさんと、柔らかな心を硬い肉体で包み隠そうとしているかのような伊藤英明さんをはじめとする、心強い俳優たちと、深い密林をかき分けるかのように、テネシー・ウィリアムズのせりふと格闘しようと思う」とコメントを寄せた。

 2024年2月10日~18日に新国立劇場 中劇場で、2月22日~25日に森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で上演。チケットは11月2日正午から先行販売され、12月17日午前10時から一般販売する。

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