ブギウギ1週間:第6週「バドジズってなんや?」 東京での旗揚げ公演で“スイングの女王”爆誕「鳥肌立った」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第6週の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第6週の一場面 (C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第6週「バドジズってなんや?」(第26~30回)が11月6~10日に放送された。同週の放送をSNSで盛り上がったコメントなどで振り返る。

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 「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。

 ◇第26回 草なぎ剛演じる羽鳥善一が本格登場「クセが強そう」「いいキャラ」の声

 第26回は、スズ子(趣里さん)と秋山(伊原六花さん)は、大きな期待と小さな不安を胸に東京へ向かう。東京では、辛島部長(安井順平さん)の手配で、小村チズ(ふせえりさん)が営む下宿に住むことに。梅丸楽劇団(UGD)では、演出家の松永大星(新納慎也さん)らが、海外に負けないような男女混合のミュージカルを作ろうとしていた。

 作曲家の羽鳥善一(草なぎ剛さん)は、「東京に来て5年。ようやくジャズがやれるんだ。僕は妥協しないよ」と自身の手がける曲を歌う歌手を待ちわびていた。SNSでは「羽鳥さんもクセが強そうだ」「いいキャラ」「草なぎくん見るとワクワクするね」といった声が上がった。

 ◇第27回 スズ子が“投げキス”をキャッチ「卓越したリアクション芸」「大阪のノリ」

 第27回は、スズ子と秋山のUGD初日。2人は部長の辛島、演出家の松永、作曲家の羽鳥、バンマスの一井(陰山泰さん)、ダンサーの中山(小栗基裕さん)らと対面する。スズ子は、羽鳥が憧れの「別れのブルース」の作曲者だと聞いて感銘を受ける。

 この日は、顔合わせだけのはずだったが、羽鳥はさっそくスズ子に何か歌ってみるように要求。歌を聴いて今から稽古(けいこ)しようという羽鳥に、辛島が稽古は明日からと止める。帰ろうとするスズ子らに、松永が「明日はエンジョイしよう」と声をかけ、投げキスをすると、これにスズ子が反応し、飛びついてキャッチした。

 スズ子のノリの良さに、SNSでは「大阪のノリやなあ」「スズ子の卓越したリアクション芸」「趣里ちゃんのノリやツッコミ好きだわ」といった声が上がっていた。

 ◇第28回 松永に恋? 「チョコで餌付けされるスズ子」「罪なお方やな~」

 第28回は、レッスンが始まるが、羽鳥はスズ子の歌に満足せず、歌の出だしばかり500回以上繰り返し歌わせる。具体的な指示を出すことなく、「ジャズだよ」と言うばかりの羽鳥にスズ子は困惑する。一方、秋山も、中山ら男性ダンサーに混じった練習に体力の違いを感じていた。

 疲れ果てたスズ子と秋山がベンチに腰掛けて話していると、松永がやって来て、「リラッ~クス」と声を掛ける。松永は胸元からチョコレートを出すと、「疲れに効くよ。頑張るんですよ、レディーたち」と2人に渡し、「チャオ!」と去って行った。

 松永の背中をうっとりとした表情で見つめていたスズ子の反応に、SNSでは「それは恋ではないんだよなあ……勘違いしたらだめだ」「チョコで餌付けされるスズ子」「恋のお相手になるなら意外な展開」「松永さんは罪なお方やな~」など、さまざまな声が上がった。

 ◇第29回 「ただ者ではない」羽鳥の妻“麻里”市川実和子が初登場

 第29回は、羽鳥はスズ子の歌に相変わらず満足しないまま、厳しいレッスンは続いた。スズ子は、どうしていいか分からず困惑し、松永に行き詰まっていることを相談する。松永はスズ子の歌についてアドバイスを送り、スズ子を励ます。そのアドバイスを胸に、スズ子は意を決して羽鳥の自宅を訪ねる。

 同回では羽鳥の妻・麻里を演じる市川実和子さんが初登場。SNSでは「麻里さん美しい~」「才能を信じて支える羽鳥妻……ただ者ではない」「羽鳥先生の妻が実和子さんなのもう安心しかない!」などの声が上がった。また、2021年度後期の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で野田一子ことベリーを演じた実和子さんの妹、実日子さんを思い出す視聴者もおり、「ベリーのリアル姉さん登場」「一瞬ベリーちゃんかと思った」という声もあった。

 ◇第30回 旗揚げ公演で「ラッパと娘」を歌い上げるスズ子「圧巻の一言」「呼吸忘れそうだった」

 第30回は、歌うコツをつかんだスズ子の歌声はぐんと熱を帯びてきていた。そんなスズ子を励ます松永は、スズ子のおでこにキスをし、スズ子は松永を意識し始める。一方、秋山もダンサーの中山のことが気になり始めていた。稽古に恋にもがきながら、UGD旗揚げ公演「スウィング・タイム」初日の幕が上がった。

 赤い髪飾りとドレスを身につけたスズ子は、ステージを所狭しと動き回り、躍動感あふれるダンスとパワフルな歌声で魅了。観客を総立ちにさせた。

 約3分にわたるフルコーラスで「ラッパと娘」を歌い上げるスズ子の姿に、SNSでは「スズ子の全身からほとばしるエネルギーに鳥肌が立ちました」「いやもう圧巻の一言。趣里さんを選んだ人たちの勝利」「圧倒されちゃって呼吸忘れそうだった」「感動して泣いた」など、称賛の声が多く上がった。

 この様子は「スイングの女王、誕生」と新聞で大きく取り上げられ、大阪のスズ子の家族や銭湯「はな湯」の常連客も大喜びしていた。

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