SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第1話 再出発!集う麦わらの一味!
11月3日(日)放送分
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」の第41話(第2期・第17話)「霹靂-弐-」が11月16日に放送されることに向けて、両面宿儺役の諏訪部順一さんがコメントを寄せた。11月9日に放送された第40話では、渋谷の街に顕現した両面宿儺と特級呪霊である漏瑚(じょうご)がすさまじい戦いを繰り広げた。諏訪部さんが難しさを感じながら演じているという両面宿儺の印象や、第40話の収録の感想を語っている。
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非常に苛烈な展開ですね。物語にとって大きなターニングポイントとなるエピソードです。アニメで描くのならば、制作に携わるスタッフもキャストも大変な熱量が必要となるだろうなと思いました。
みなさんご存じかと思いますが、アニメ第1期の宿儺は出番はあまり多くないので(笑い)。久しぶりに物語本編をしっかりと演じられてうれしかったです。
非常に難しいキャラクターだと思いました。アニメ化発表以前から、連載ベースで原作を読んでいたのですが、両面宿儺の声色のイメージが明確に浮かんでおらず……。オーディションの際もかなり悩みました。しかし、悩んでも答えが出なかったので、出たとこ勝負でやった結果決まりました(笑い)。しかし、アニメへの期待値も高まっていたので、オンエアが始まるまではとても不安でしたね。特に原作ファンの皆さんが思う両面宿儺のイメージに合う表現ができているか分からなかったので。オンエア後、好印象のご感想をたくさん見かけてホッと胸をなで下ろしました。
明らかにされていない要素が多いキャラクターなので、完全に理解することはなかなか難しいですね。できる限り原作を読み込んで考察し、自分の中でイメージをより具体的なものにしながら演じている感じですね。しかし、その解釈が正解かどうかまだ分からないので……。本当に難しい役だと思っています。
ついに来たな、と。アフレコの段階ではまだ絵が完成していなかったので、早く完成した本編が見たくなりました。アニメ第1期もそうでしたが、マンガで描かれるコマとコマの間を補完したり、同じ場面でも違う視点で描かれたり、映像作品としての面白さが存分に加味されているんですよね。特に迫力のバトルシーンの数々がどうなっているのか、楽しみです。
非常にスピーディーな戦いが繰り広げられています。両面宿儺は圧倒的強者であるが故、アクションアドリブがほとんどないのですが……翻弄(ほんろう)される漏瑚さんは大変そうでした(笑い)。
両面宿儺がどういう気持ちでその言葉を言ったのか、自分の考えはあえて言わないことにしておきたいです。もちろん自分なりの解釈はありますが、視聴者のみなさんの解釈をリードするようなことをしたくないので。想像にお任せします。しかし、漏瑚は泣いていたので、非常に胸に刺さるモノはあったのだと思います。そういった表面的な雰囲気はとりあえず伝わると良いのですが。
両面宿儺は、相手の言葉に影響を受けて心情が大きく変化するようなことはあまりないと思います。ここまで演じたシーンの中では、掛け合うことで表現に影響が出ることはないですね。
ご覧になっているあなたには伝わっていると思うのですが、非常に高い熱量で制作されている作品です。「渋谷事変」はその後の展開に影響を与える非常に重要な要素も含んだエピソードなので、最後までどうぞお見逃しなく。引き続き応援よろしくお願いします!
「呪術廻戦」は強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになるというストーリー。アニメ第2期は、五条悟や夏油傑らの呪術高専時代のエピソード「懐玉・玉折」と、10月31日のハロウィーンでにぎわう渋谷の街で起こる「渋谷事変」が描かれる。7月6日~8月3日に「懐玉・玉折」が全5話で放送された。8月31日から「渋谷事変」が放送されている。
MBS・TBS系で毎週木曜午後11時56分放送。
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