鞘師里保:地上波連ドラ初主演 24年1月期「推しを召し上がれ」 乳酸菌推しの“広報ガール”役で 明日海りお、橋本さとしも出演

「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」に出演する(左から)明日海りおさん、鞘師里保、橋本さとしさん=テレビ東京提供
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「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」に出演する(左から)明日海りおさん、鞘師里保、橋本さとしさん=テレビ東京提供

 アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーで、女優の鞘師里保さんが、2024年1月10日放送開始の連続ドラマ 「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」(テレビ東京、水曜深夜1時)に主演することが11月20日、明らかになった。鞘師さんが地上波連続ドラマで主演を務めるのは初めてで、「戸惑いを感じつつも、素直にとても光栄です」と語った。

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 ドラマは、「校閲ガール」など話題作を手がけた、宮木あや子さんの小説「令和ブルガリアヨーグルト」(KADOKAWA 、11月29日発売予定)が原作。

 鞘師さんが演じるのは主人公の朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)。就職活動中に読んだヨーグルトを題材にした創作小説にハマり、小説に登場する乳酸菌“ブルガリア菌”の大ファン。入社した老舗食品メーカー「明和」では大阪支社を経て、本社広報部に勤務し、先輩社員とともに「明和ヨーグルト」50 周年特集の社内報の記事を担当する。

 関係社員たちのインタビューを続ける中で、由寿は「乳酸菌を愛しなさい、そうしたら必ず乳酸菌は答えてくれる」という”至宝の言葉”に出逢い、ヨーグルトがベストセラー商品となった裏側にある人間ドラマに引き込まれ、自らも成長していく……という新人“広報ガール”の奮闘の物語だ。

 ドラマには、宝塚歌劇団の元花組トップスターで女優の明日海りおさん、俳優の橋本さとしさんも出演する。明日海さんは広報部の先輩で、由寿の教育係の緑川逸美を演じる。橋本さんは、ブルガリア菌推しとなった由寿が想像で擬人化させたブルガリア菌を演じ、由寿には見えない存在として彼女にとりつき、行く末を見守る存在となる。

 鞘師さんは「地上波連ドラ初主演。キラキラした文字の並びに戸惑いを感じつつも、素直にとても光栄です。これまで OLとして様々なオフィスで働かせて(演じさせて)いただきましたが、由寿のようなエネルギッシュな役は新鮮で、とても楽しみです。由寿の初々しさ、『推し』と仕事にひたむきな姿。どの瞬間もとてもピュアで、初心を思い出させてくれます。そんなフレッシュさを表現できたら」と抱負を語った。

 明日海さんは「推しがいる人もいない人も、地道に、懸命に頑張る由寿ちゃんに、共感したり、応援したくなるドラマだと思います。お楽しみに!」とコメント。

 橋本さんは「自分なりにキャリアを積んで35年、いろんな役柄を演じてきましたが、さすがに顕微鏡を1000 倍にしてじゃないと見れない役は初めてで、184センチの大柄な僕に務まるのだろうか?と疑問と不安がチラつきました。僕自身、乳製品が大好きでヨーグルトは日常で欠かせない存在。主人公と対面ではなく内面から会話する乳酸菌という役柄にチャレンジ精神をかき立てられました」と語った。

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