厨房のありす:門脇麦、発達障がい持つ天才料理人役で主演 2024年冬、日テレ日曜ドラマ

連続ドラマ「厨房のありす」から=日本テレビ提供
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連続ドラマ「厨房のありす」から=日本テレビ提供

 2024年1月にスタートする日本テレビ系の日曜ドラマ「厨房のありす」(午後10時半)で、俳優の門脇麦さんが発達障害・自閉スペクトラム症の料理人、八重森(やえもり)ありす役で主演を務めることが分かった。「King & Prince」の永瀬廉さんが、ありすの店でバイトする“謎の青年”酒江倖生役で、俳優の大森南朋さんが、ありすの父親でゲイの大学教授“八重森心護”役で出演する。

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 ドラマ「スイートモラトリアム』(2023年、TBS)や映画「そばかす」(2022年)などを手がけた舞台演出家、映画監督の玉田真也さんのオリジナル脚本。それぞれに生きづらさを抱えた登場人物たちの心温まるヒューマンドラマである反面、とある事件の謎を解き明かすミステリーとしても楽しめる作品だ。

 ありすは頑固でこだわりが強く、人とのコミュニケーションは苦手だが、驚異的な記憶力と「化学」に関して膨大な知識を持ち合わせている。食材の栄養素や化学変化の知識を生かし、それぞれの客に合った、おいしくて癒やされる“やさしいごはん”を作り出す天才料理人。倖生や心護との交流、生活を通し、少しずつ変わり始める人生の妙味を感じていく。

 門脇さんは「ありすはコミュニケーションは苦手だけど、不器用ながら一生懸命な女の子。料理を化学式で説明するシーンも多く、かみまくってしまうのではないかと危惧するほど、セリフが少しややこしそうです。でも、ストーリーが冬にぴったりの、心がほっこりするドラマになるのではないかと、今からワクワクが止まりません」と語る。

 永瀬さんは「化学という目線で料理を捉えているのが、とても新鮮でした。僕が演じる倖生は、人との距離の取り方が不器用で、不愛想に見られがちな感じですね。僕も結構、人見知りですが本当は寄り添いたいタイプ(笑)。でも、寄り添いたい気持ちが相手にうまく伝わらないところが、倖生と似ているかもしれないです」とコメント。

 大森さんも「化学者でゲイ、という役柄は、自分とは異なる部分も多くありますが、人間的に持っている大きく深い部分での共通点を大切に演じていけたら、と思います。色々な謎が途中で明かされていくところも大きな見どころになりますので、ぜひ楽しみにしていてください!」と話している。

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