ブギウギ:羽鳥と麻里のなれそめ明らかに 「ナイスコーヒー」トレンド入り 「ガキ使」企画思い出す視聴者も

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で草なぎ剛さん演じる羽鳥善一 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で草なぎ剛さん演じる羽鳥善一 (C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第36回が11月20日に放送され、作曲家の羽鳥善一(草なぎ剛さん)と妻の麻里(市川実和子さん)のなれそめが明らかになり、視聴者の注目が集まった。

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 第36回では、昭和14(1939)年、第二次世界大戦が始まろうとしており、劇団でも時局に合わせた演出をしていくとの方針が示された。スズ子(趣里さん)は、化粧があまり派手にならないようにと言われ戸惑い、羽鳥もジャズができなくなるのではと心配する。

 そんな折、スズ子は羽鳥の自宅を訪ね、羽鳥や麻里、息子のカツオ(高田幸季くん)と食卓を囲む。羽鳥とカツオが寝室に行った後、スズ子は麻里に羽鳥とどこで出会ったのかを尋ねる。かつて劇場近くにある喫茶店「バルボラ」で働いていた麻里は、毎日そこに通い楽譜を書いていた羽鳥と出会ったのだという。

 回想シーンでは、羽鳥が麻里に「ナイスコーヒー」と注文。麻里が「ナイス? うちのコーヒーはいつでもナイスですわ」と笑顔で返答すると、羽鳥は「突然ですが、僕とお付き合いしていただけませんか? 決めてたんです。30日間毎日アイスコーヒーを頼んで、31日目に『ナイスコーヒー』って冗談を言ってみる。そのときにあなたが笑ってくれたら、僕はあなたに告白するって」と説明し、ほほ笑んだ。

 その話を聞いたスズ子は「何でっか、それ。ただの危ない人やないですか」と驚くが、麻里は「あら、そう? 私なんだか面白い人って思ってOKしちゃったの。そしたらその1週間後にプロポーズされたのよ」と話した。

 劇場の前で「いつかここでジャズを演奏するのが夢だ」「その夢を一刻も早くかなえるために結婚してほしい」とプロポーズされたといい、麻里は羽鳥の「バカみたいな素直さ」にひかれたことを振り返るのだった。

 羽鳥のいっぷう変わったアプローチに視聴者は困惑し、X(ツイッター)では「ナイスコーヒー」がトレンド入り。「羽鳥先生、奥様との馴れそめもクセ強やった」「プロポーズが唐突すぎて笑った」「トンチキすぎたwナイスコーヒーって何」「告白エピソードが可愛すぎる!」といった声が上がっていた。

 また、かつてお笑いコンビ「ダウンタウン」が、喫茶店でアイスコーヒーに似た別の言葉で注文し、通じるのかを試す企画をバラエティー番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)で行ったことがあり、その企画内でこの「ナイスコーヒー」という言葉が登場していた。

 SNSでは「昔のガキ使で『アイスモーヒー』とか『欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー』って注文してアイスコーヒーが出てくるのか、の回を思いだしたわ」「トレンドのナイスコーヒー、ガキ使の欧陽アイスコーヒーのことじゃないのか」といった声も上がっていた。

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