ブギウギ:“小夜”富田望生の登場に「存在感と演技力すごい」「キャラ最高」の声 「ガラスの仮面」乙部のりえを思い出す視聴者も

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で小林小夜を演じる富田望生さん(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で小林小夜を演じる富田望生さん(C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第42回が11月28日に放送された。同回では、富田望生さん演じる小林小夜が初登場。その強烈なキャラクターに視聴者の注目が集まった。

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 第42回では、公演に臨んだスズ子は、警察からの指示通り三尺四方の中で歌を披露しステージを終える。それを見ていた茨田りつ子(菊地凛子さん)は、終演後に羽鳥(草なぎ剛さん)に呼ばれ、スズ子たちの楽屋にやって来る。りつ子はスズ子に「ぼーっと突っ立って。カカシが歌ってるみたいだったわ」「つまんない歌を聞かされる客は気の毒ね」などと言い放つ。

 すると、そこに着物姿の少女・小夜が飛び込んできて、「オレを弟子にしてくんちぇ!」と土下座をして懇願。小夜は「あんたの歌聴くとつらい気持ちがス~ッて楽になんだ!」「楽しくなって跳びはねたくなって何でか涙がでんだ」などと、いかにスズ子の歌に心酔しているかを福島弁でまくしたてる。スズ子は「ありがとう」と感謝しながらも「弟子をとるやなんて柄でもないし、諦めてもらえまっか?」と返す。

 小夜が「他に行くとこなんかねえべよ!」「どうかお願いします。オレを拾ってくんちぇ!」と必死で訴えると、スズ子は「弟子を取る気はありまへんけど、行くとこない言うのに放り出すわけにもいきまへんわな」と声を掛ける。小夜は満面の笑みを浮かべ、「本当げ? ありがとうございます。私、小林小夜っていいます」とうれしそうに自己紹介した。


 終盤で登場した猪突(ちょとつ)猛進な福島弁の少女・小夜のインパクトに、SNSでは「富田望生ちゃん劇場、さすがでございます」「存在感と演技力すごいなぁ。一瞬で引き込まれる」「突然キャラ濃いのぶっ込んできたな」「めっちゃ明るくて、キャラ最高やん!」といった声が上がった。

 一方、方言丸出しで弟子入りを志願する小夜の姿に、美内すずえさんの人気マンガ「ガラスの仮面」のキャラクター、乙部のりえを思い出す視聴者も続出し、X(ツイッター)では一時「乙部のりえ」がトレンド入りした。

 乙部のりえは、熊本出身の地味な少女だったが、実は地元では演技の天才少女と呼ばれており、美貌を隠して主人公の北島マヤに接近。マヤの付き人になるが、マヤの母の死をきっかけにわなを仕掛け、マヤの役を奪い取ってしまう。

 SNSでは「小夜ちゃん、乙部のりえ思い出すわぁ……」「乙部のりえだったらどうしよう……と不安になるガラスの仮面読者」「今日出てきた小夜ちゃん、乙部のりえ的なポジションじゃないかって言われてて戦慄してる」「乙部のりえじゃないかと心配してる人たくさんいて笑った」といった声が相次いでいた。

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