町田啓太:高祖父が大正天皇の御前教授 「ファミリーヒストリー」で先祖の功績に驚く

町田啓太さん
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町田啓太さん

 俳優の町田啓太さんが、11月24日放送のNHKのドキュメンタリー番組「ファミリーヒストリー」(総合)に出演。番組の調査で、母方の高祖父と、大正天皇との意外な関係が明らかになった。

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 町田さんの母方の高祖父・齋藤久米治(くめじ)さんは栃木県出身で、幼い頃から国語と漢学が得意な地元で「神童」と評判の子供だった。1881年に18歳で小学校の教員免許を取得。そして当時“超難関”だった中学校の教員免許も取得し、教師の道に進んだ。

 1895年の記録によると、徳島県の尋常師範学校の教壇に立っていた久米治さん。同時期には、国からの依頼で教師用と生徒用の「小学作文教科書」の作成にも携わっていた。この頃、同じ四国の愛媛県では文豪・夏目漱石(本名・金之助)が教員をしていた。

 その後、久米治さんは地元の栃木に帰郷し、六つの学校の教師や校長を歴任。番組の調べでは、その頃、大正天皇の「御前教授」(天皇の前で授業する任)を務めていたという。

 VTRを見た町田さんは、先祖の知られざる功績にあぜんとした表情で、「知らなかった……」と驚きを隠せない様子だった。

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