福士蒼汰:「大奥」撮影現場ではムードメーカーに 岸井ゆきのの心を開いた意外な一言

「大奥 Season2」ファンミーティングに登場した福士蒼汰さん
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「大奥 Season2」ファンミーティングに登場した福士蒼汰さん

 俳優の福士蒼汰さんが11月30日、NHKホール(東京都渋谷区)で行われたNHKの時代劇「ドラマ10『大奥 Season2』」(総合、火曜午後10時)のファンミーティングに登場。現場ではムードメーカーだったという福士さんの撮影エピソードが明らかになった。

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 福士さんは、シーズン1でお万の方こと万里小路有功を、シーズン2で13代将軍・家定(愛希れいかさん)の正室・胤篤(天璋院)を演じるという一人二役に挑戦。演じる胤篤は「人の心のすき間を縫って溶かしていくような役」だといい、撮影現場でも「どうやって(共演の)皆さんの距離を縮めていこうか」を意識していたと明かした。

 そんな福士さんは現場のムードメーカーになっていたようで、初めての「大奥」の撮影で緊張していた和宮役の岸井ゆきのさんを和ませてくれたという。岸井さんは「福士さんとは初対面だったんですが、最初に最終話のシーンを撮ったとき、近付いてせりふを言うシーンで、私が近付いた瞬間『小さっ!』って言われて、ビックリしちゃって。それで心を開くことができたので感謝しています」と話し、観客を笑わせた。

 身長183センチの福士さんから見て、150.5センチの岸井さんはとても小柄に感じられたようで、「思いのほか小さい方だったので……小さいお方だなーって。つい出てしまいました」と苦笑い。瀧山役の古川雄大さんはその現場を見ていたといい、「(岸井さんが福士さんに)『初対面でいきなりそんなこと言う?』ってツッこんでました」と明かした。

 この日は、家定役の愛希さん、阿部正弘役の瀧内公美さん、徳川家茂役の志田彩良さんも登場し、撮影時のエピソードや裏話などを会場に集まったファンの前で披露した。ファンミーティングには、6341通の応募から当選した2226人のファンが参加。ファンミーティングの模様は、12月9日午後5時半からNHK総合にて放送される。

 ドラマは、よしながふみさんの人気マンガが原作。若い男性のみに感染する奇病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」の影響で、男性の人口が女性の4分の1に激減した江戸時代が舞台。将軍職は女性へと引き継がれ、「美男3000人」と称される男の世界になった大奥が描かれる。

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