テレビ試写室:「家政夫のミタゾノ」最終回 富豪一家の当主が謎の死、遺体は消失!? “名探偵ミタゾノさん”が捜査 予想外の展開に

12月5日放送の連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」最終回の一場面=テレビ朝日提供
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12月5日放送の連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」最終回の一場面=テレビ朝日提供

 ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまで、さまざまなジャンルのテレビ番組を放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は12月5日放送の「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系、火曜午後9時)最終回を紹介する。

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 「家政夫のミタゾノ」は、TOKIOの松岡昌宏さん演じる女装した家政夫・三田園薫(通称ミタゾノさん)が派遣先の家庭の内情をのぞき、問題点を解決していくヒューマンドラマ。今期で第6シリーズとなり、初めてゴールデン帯で放送されている。

 最終回の舞台は、立派な洋館に居を構える、和菓子で財を成した「桃山家」だ。新商品お披露目レセプションのため桃山家一同が集まる中、派遣されたミタゾノさんと新人家政婦の実優(桜田ひよりさん)。そこで当主・宗次郎(小野武彦さん)が“謎の死”を遂げ、さらに遺体まで消えて……と展開。ミタゾノさんが「名探偵」となり捜査を始める。

 ドラマでよくある遺産目当ての殺人かと思いきや、事件は予想外の方向に展開していく。ミステリー要素が強めなストーリーとなっているが、コメディー感あり、小ネタあり、もちろんおなじみの便利な家事テクニックも満載の「ミタゾノ」らしい最終回だ。

 最終回らしくゲストも豪華。桃山家の長女役で黒木瞳さんが出演するほか、宮川一朗太さん、有薗芳記さん、村杉蝉之介さんら“実力派俳優”が一癖も二癖もありそうな家族を好演している。

 不協和音を奏でる富豪家族を、ミタゾノさんがいつものように浄化→再生することはできるのか? 事件の真相は? ぜひお楽しみに。

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