原菜乃華:「恋わずらいのエリー」実写映画で宮世琉弥とW主演 「恋愛映画のヒロインをやってみたいと思っていた」

映画「恋わずらいのエリー」のティザービジュアル(C)2024「恋わずらいのエリー」製作委員会(C)藤もも/講談社
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映画「恋わずらいのエリー」のティザービジュアル(C)2024「恋わずらいのエリー」製作委員会(C)藤もも/講談社

 俳優の原菜乃華さんと宮世琉弥さんが、2024年3月15日に公開される映画「恋わずらいのエリー」(三木康一郎監督)にダブル主演することが12月6日、明らかになった。原さんが恋愛映画で主演を務めるのは初めてで、「いつか恋愛映画のヒロインをやってみたいと思っていたので、それがかなってとてもうれしいです」と語った。また宮世さんは今作が映画初主演となる。

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 原作は、藤ももさんがマンガ誌「月刊デザート」(講談社)で連載した同名マンガ。原さんは、地味で目立たない高校生活を送る女子高生の市村恵莉子(エリー)を、宮世さんはエリーが憧れる学校イチのさわやか王子、近江章(オミくん)を演じる。

 エリーの唯一の楽しみは、 オミくんを眺めつつ、 SNS上で日々の妄想を“恋わずらいのエリー”の名前でつぶやくこと。 ところが、ある日エリーは、オミくんが実は口が悪いウラオモテ男子であることを知ってしまう。しかも、自分の超恥ずかしい妄想が彼にバレてしまい、絶体絶命の大ピンチに。だが、オミくんはそんなエリーを面白がり、まさかの急接近。最初はオミくんの裏の顔にショックを受けたエリーだったが、 彼の飾らない素の部分を知っていくうちに、恋心も妄想もどんどん膨らんで……と展開する。

 原さん、宮世さん、原作の藤さん、三木監督のコメント全文は以下の通り。

 ◇原菜乃華さんのコメント

 いつか恋愛映画のヒロインをやってみたいと思っていたので、それがかなってとてもうれしいです。 エリーの、好きなことになるとわーっと入り込む熱量みたいなところは自分とも共通する部分かなと思います。宮世さんは誰に対しても壁を作らないすごくフレンドリーな方なので、すごくやりやすいですし、ありがたいです。妄想大好き女子・エリーの勢いに笑ったり、かっこいいオミくんのギャップや可愛さだったりにキュンキュンできる作品だと思うので、 そういうところを楽しみに見ていただけたらうれしいです。

 ◇宮世琉弥さんのコメント

 王道のキラキラした学園ラブストーリーをやらせていただいたことが今まで無くて、10代のうちに映画で主演ができるようにと夢に見ていたので、このお話が決まったと聞いた時はすごくうれしかったです。オミくんは僕と似ている部分もあるのですが、実は毒舌キャラみたいなウラオモテのあるところは、頑張って演技で表現していきたいと思い ます。原さんとは今回3度目の共演になりますが、初めてお会いした時にお芝居が本当に上手で圧倒されていました。その他にも同年代の方々がたくさんいる現場なので、しっかりやるところはやりつつオンオフを切り替えながら和気あいあいと撮影していきたいなと思います。

 ◇藤ももさんのコメント

 かなり癖の強い主人公なので映像化することはないだろうと思っていましたが、連載が終わって3年後にこのような機会をいただき本当に驚いています。エリーの妄想を現実にしてくださった映画関係者の皆様、応援してくださった読者の皆様に心からお礼申し上げます。また、主演のお二人が宮世さんと原さんとお聞きして、実写バージョンの妄想がすでに止まらなくなっています。スクリーンでオミとエリーに会えるのを楽しみにしています!

 ◇三木康一郎監督のコメント

 「恋わずらいのエリー」を映画にするにあたって、まず最初に思ったのは、「かわいい」という言葉です。⻘春だし、恋愛だし、コメディなんですが、可愛くて楽しい作品。これを目指したいなあと思って作っています。出演者は次世代の若者たち。特に主演の宮世くんは19歳、 原さんは20歳。彼らの年代でしか出せない初々しさや輝きの瞬間をしっかり捉えながら、さらには、作品作りの難しさと楽しさをかみ締めてもらいながら、彼らでなければ出来上がらなかった新しい映画になればと思っています。可愛く楽しく!みなさんに⻘春の楽しい時間をお届けできたらと思い、撮影に挑んでいます。ぜひ、劇場へ足を運んでください!

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