緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第66回が1月5日に放送された。同回では、スズ子(趣里さん)が、戦争で夫を亡くした女中・静枝(曽我廼家いろはさん)のために「大空の弟」を歌唱する姿が描かれ、視聴者の注目を集めた。
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第66回では、1945年、日本の戦況はますます悪化する中。富山に慰問に来ているスズ子は、静枝の話を聞き、この人のためにも歌を歌わなければいけないと心に誓う。静枝は、夫を戦争で亡くしたことを「誇り」といい、「つらくはないがです。悲しくもないわ」と自分の気持ちにふたをしていた。
そんな静枝に、スズ子は「ワテ今日歌うんで見に来てください」と伝えるが、仕事があるから見に行けないと断られてしまう。それでもスズ子は「あんさんに聴いてほしいんです。せやから……きっと来てくださいね」と念押しする。
スズ子たちが境内で開いた慰問公演は最後の曲に差し掛かっていた。そこに静江が娘の幸(眞邊麦ちゃん)を連れてやって来る。スズ子はほほ笑み、「大空の弟」の曲紹介をすると「皆さんも大切な人のことを思て聴いてください」と呼びかけた。
戦死した弟・六郎(黒崎煌代さん)からの手紙をスズ子が朗読する演出が新たに加わった「大空の弟」を聴いた静枝は、亡き夫が戦地から送ったはがきを握りしめ涙を流した。静枝はスズ子に「今日の歌、ステキでした」と笑顔を見せ、夫との思い出を語り出すのだった。
静枝の心を動かしたスズ子の歌声に、SNSでは「心に響いた」「息を止めて画面を見つめてた。これぞ歌の力」「前に愛助がいっていた『スズ子さんの歌は正気に戻してくれる』はこういうことか」「六郎を思い出して胸が苦しかった」といった声が上がっていた。
また、軽快なテンポにアレンジされた新たな「大空の弟」にも注目が集まり、「前回はバラードで聴かせた大空の弟をトランペットのファンファーレ付きのマーチでやるとは。やられたなぁ」「アレンジされた『大空の弟』の特徴的なリズムが今日ずっと頭の中をこだましている」といったコメントも寄せられていた。
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