傷物語:映像表現に秘められた思い 美意識の源泉 尾石達也監督に聞く

「傷物語 -こよみヴァンプ-」の一場面(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

「傷物語 -こよみヴァンプ-」の一場面(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 西尾維新さんの人気小説が原作のアニメ「<物語>シリーズ」の劇場版アニメ3部作「傷物語」の総集編「傷物語-こよみヴァンプ-」が1月12日に公開された。「傷物語」は、シリーズ第1作「化物語」の前日譚(たん)に当たり、「<物語>シリーズ」の原点でもあり、シャフトによるテレビアニメ「化物語」でシリーズディレクターを務めた尾石達也さんの初監督作品でもある。「傷物語」は、「化物語」で多くのアニメファンを驚かせた実写、CG、文字などを使った独特の演出がさらに色濃くなり、尾石監督の世界観が凝縮されている。どのようにして「傷物語」は生み出されたのか、尾石監督、アニプレックスの石川達也プロデューサーに聞いた。

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