神谷浩史:「傷物語-こよみヴァンプ-」舞台あいさつ登場 「作品が続く限り阿良々木暦の声を皆さんに」

「傷物語-こよみヴァンプ-」の舞台あいさつに登場した神谷浩史さん(c)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
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「傷物語-こよみヴァンプ-」の舞台あいさつに登場した神谷浩史さん(c)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 西尾維新さんの人気小説が原作のアニメ「<物語>シリーズ」の劇場版アニメ3部作「傷物語」の総集編「傷物語-こよみヴァンプ-」の公開舞台あいさつが2月10日、ユナイテッド・シネマ豊洲(東京都江東区)で開催され、主人公・阿良々木暦役の神谷浩史さん、アニプレックスの石川達也プロデューサーが登場した。神谷さんは「<物語シリーズ>」に初めて触れる人に向けて「<物語>シリーズの特徴として、原作を読んだ後の読後感とアニメの映像を見た後の感覚がリンクしている」と話した。また「『傷物語』は“エピソード0”にあたるもの。その後は『猫物語(黒)』を見てほしい」と呼びかけ、「この作品が続く限り、阿良々木暦の声を皆さんに届けられたら」と語った。

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 舞台あいさつは、尾石達也監督が登壇予定だったが、急病のため欠席となり、急きょ石川プロデューサーが登壇することになった。尾石監督は「阿良々木くんのラストシーンのほほ笑みが、見てくれた皆さんの心に、小さな傷となっていつまでも残り続ける……そんなフィルムになっていたら幸いです」とコメントを寄せた。

 「傷物語」は、シリーズ第1作「化物語」の前日譚(たん)に当たり、「<物語>シリーズ」の原点。原作小説の「I 鉄血篇」「II 熱血篇」「III 冷血篇」が劇場版3部作としてアニメ化され、2016年1、8月、2017年1月に公開された。伝説の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと阿良々木暦の出会いが描かれる。「傷物語-こよみヴァンプ-」は、劇場版3部作を総集編として再構成した。1月12日に公開された。

 「<物語>シリーズ」は、阿良々木暦ら少年少女と怪異にまつわるドラマを描いた小説。アニメも人気を集めており、シリーズ第1作「化物語」が2009年に放送された。

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