ハイガクラ:テレビアニメキャスト発表 大塚剛央が一葉に てん紅は石川界人 Lynn、下野紘、日野聡も

「ハイガクラ」の(上段左から)一葉と一葉の声優を務める大塚剛央さん、(下段左から)てん紅とてん紅の声優を務める石川界人さん(C)高山しのぶ・一迅社/ハイガクラ製作委員会
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「ハイガクラ」の(上段左から)一葉と一葉の声優を務める大塚剛央さん、(下段左から)てん紅とてん紅の声優を務める石川界人さん(C)高山しのぶ・一迅社/ハイガクラ製作委員会

 「あまつき」「花燭の白」などの高山しのぶさんのマンガが原作のテレビアニメ「ハイガクラ」のメインキャストが発表され、声優の大塚剛央さんが歌士・一葉(いちよう)、石川界人さんが中級の水神・てん紅をそれぞれ演じることが分かった。Lynnさんが三皇の一人の西王母・白珠龍(はくしゅりん)、下野紘さんが天才歌士・藍采和(らんさいわ)、日野聡さんが歌士官長・孫登(そんとう)をそれぞれ演じることも発表された。

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 世界中に逃げ散った神々を追い求める一葉を演じる大塚さんは「原作を読んで、個性的なキャラクターたちと、細部まで作り込まれた世界観にワクワクしました。アニメでも楽しんでいただけるよう、全力で一葉を演じさせていただきます! どうぞよろしくお願いします!」と話している。

 一葉の従神で記憶を喪失した中級の水神・てん紅を演じる石川さんは「明るく元気な彼の中にある複雑な面にも心を寄せて演じきれたらと思います。繊細さと重厚な世界観を併せ持つ原作の魅力をアニメでも皆さんに楽しんでいただけると幸いです!」とコメント。

 一葉の幼なじみで三皇の一人の西王母・白珠龍を演じるLynnさんは「原作で初めて白珠龍さんを見た時、お名前も相まって何かご縁のようなものを感じましたし、その数奇な人生にとてもひかれました。実際演じてみるとかなり難しい役どころだなと実感していますが、しっかりみなさんに届けられるように頑張りたいと思います!」と意気込みを語っている。

 一葉の師匠の藍采和を演じる下野さんは「今回、大塚剛央演じる一葉の師・藍采和を演じさせてもらえることに、事務所の先輩というだけでなく、何やら運命的なものを感じています。それが一体どういうことなのかは、また違う機会に話させていただきますので、そんな機会が作れるよう、皆で『ハイガクラ』を盛り上げていきましょう!!」と呼びかけた。

 一葉のもう一人の師匠の孫登を演じる日野さんは「孫登は若くして歌士官長になるなど非常に優秀でありながら、純粋が故の面白いリアクションにより変な人っぽさもある役どころです。ぜひ放送でそのギャップを楽しんでいただけるとうれしいです」とコメントを寄せている。

 「ハイガクラ」は2008年に「コミックZERO-SUM増刊WARD」(一迅社)で連載を開始し、現在は「ゼロサムオンライン」(同)で連載中のマンガ。神仙と人間が暮らす仙界が崩壊の危機に瀕し、潔斎と呼ばれる術を使いながら世界中に散らばった神々を捕らえる歌士・一葉が、従神・てん紅と共に仙界崩壊の鍵を握る凶神・四凶を探す……というストーリー。シリーズ累計発行部数は130万部以上。

 テレビアニメは2024年に放送される。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:山元隼一▽シリーズ構成:村井雄▽キャラクラーデザイン:佐藤正樹▽音楽:栗原悠希▽アニメーション制作:颱風グラフィックス

 ◇キャスト(敬称略)

 一葉:大塚剛央▽てん紅:石川界人▽白珠龍:Lynn▽藍采和:下野紘▽孫登:日野聡

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