光る君へ:井上咲楽が大河デビューへ 花山天皇の寵愛受ける藤原忯子役 「二人の時間がいかにはかなく、大切なものだったか」 

NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原忯子を演じる井上咲楽さん (C)NHK
1 / 1
NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原忯子を演じる井上咲楽さん (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演の2024年NHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第4回「五節の舞姫」が、1月28日に放送される。同回から、タレントの井上咲楽さんが藤原忯子(よしこ)役で登場。大河デビューを果たす。

ウナギノボリ

 藤原忯子は、花山天皇(本郷奏多さん)の女御。寵愛を受けるが早逝。天皇の出家のきっかけとなる。

 昨年8月の出演発表の際、井上さんは「オファーをいただいた際、歴史ある大河ドラマにまさか私が!と驚きを隠せなかったです。小さいころから我が家のテレビでは、日曜20時には当たり前のように大河ドラマがついていました。家族にもまだ伝えていないので、この発表で喜んでくれるのを楽しみにしています」とコメント。

 花山天皇の寵愛を受ける藤原忯子については、「熾烈(しれつ)な権力争いの時代、二人の愛は思わぬところで利用されてしまいます。忯子について詳しい資料は残っていないものの、二人の時間がいかにはかなく、大切なものだったのか、大切に思って演じるよう心掛けました」と話していた。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

テレビ 最新記事