真夜中ぱんチ:P.A.WORKSのオリジナルテレビアニメ 7月スタート 「パリピ孔明」スタッフが描く “動画投稿少女”コメディー

「真夜中ぱんチ」のビジュアル(C)2024 KADOKAWA/P.A.WORKS/MAYOPAN PROJECT
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「真夜中ぱんチ」のビジュアル(C)2024 KADOKAWA/P.A.WORKS/MAYOPAN PROJECT

 「true tears」「SHIROBAKO」などのアニメ制作会社「P.A.WORKS」によるオリジナルテレビアニメ「真夜中ぱんチ」が制作され、7月から放送されることが分かった。動画投稿サイト「NewTube」を舞台に活動する“NewTuber”たちを描くガールズコメディーで、2022年4~6月に放送された「パリピ孔明」のスタッフが再集結する。本間修さんが監督を務め、白坂英晃さんがシリーズ構成を担当する。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」などのことぶきつかささんがキャラクター原案、「地獄樂」などの有間涼太さんがキャラクターデザインを手掛ける。

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 本間監督は「真夜中なのにおっはよー! 『真夜中ぱんチ』監督の本間です。動画投稿少女!?が主人公のアニメになっております。この作品は、自分が子供の頃に夕方やっていた、キャラクターがイキイキとしていてテレビの画面から飛び出してくるような、そんな勢いがあって楽しい作品を届けたい! いや、むしろ自分が見たい!!という思いで、作らせていただいた作品です。見たら元気をもらえる、少し癖の強いキャラクターたちのドタバタを、皆様にお届けできるようスタッフ一同鋭意制作しておりますので、ぜひ、夏の放送開始までお待ちくださいませ!!」とコメントを寄せている。

 シリーズ構成を手掛ける白坂さんは「動画の世界で活動していく彼女たち。正直、ハチャメチャです。現実ではありえないこともたくさん起きますし、とんでもない失敗もします。だけど、『なんのこれしき!』と活動を続ける彼女たちの姿は最高にくだらなくてしょーもなくていとおしくて、何なら勇気すらもらえます。物語を書いた身でややキモいかもしれませんが……私はもうすっかり彼女たちの熱烈なファンになってしまいました。この作品が皆様にとっても日々の楽しみとなってくれたら、これ以上幸せなことはありません。どうぞ、放送をお楽しみに!」と話している。

 キャラクター原案を担当することぶきさんは「オリジナルアニメ、しかもテレビ作品で久しぶりにキャラクターを作らせてもらえるということで喜んで参加させていただきました。監督からは“エモ過ぎず今風過ぎず”という難しい注文でしたが、自分の創作したキャラクターたちが若いスタッフ・キャストの皆さんの手によってどのように命を吹き込んでもらえたのか、自分も今から楽しみです」とコメント。

 キャラクターデザインを担当する有間さんは「ことぶきつかささんの原案の魅力を最大限引き出せるよう心掛けながら、個性のあるキャラクターたちをデザインさせていただきました。真咲とりぶ、その他にもさまざまなキャラクターたちがとにかくにぎやかに活躍する作品なので、アニメーションを通してパワーを受け取っていただけますと幸いです」と話している。

 同作のコミカイラズ、ノベライズも決定している。コミカライズは、3月4日発売の「ヤングエース」(KADOKAWA)4月号で連載を開始する。

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