ブギウギ:“靴磨きの少年”の正体を予想「今後のキーパーソンに」? 演じる10歳の子役ってどんな子? 「カムカム」の“おはぎの少年”思い出す人も

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第90回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第90回の一場面(C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第90回が2月8日に放送された。終盤で登場した靴磨きの少年に視聴者が注目した。

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 第90回では、羽鳥(草なぎ剛さん)がスズ子(趣里さん)のために作曲した「東京ブギウギ」がついに完成する。スタジオに米兵を招いてレコーディングを行うことになるが、スズ子の歌を聴いた米兵はノリノリで、羽鳥も手応えを実感。スズ子はワンマンショーに向け、愛子も連れて「東京ブギウギ」の舞台稽古(げいこ)に励む。

 ある日、スズ子が山下(近藤芳正さん)と街を歩いていると、靴磨きの少年が「おばさん、靴磨こうか?」「おばさん、お金持ってるでしょ。いい靴履いてるもん。磨いてよ」と声をかけてくる。スズ子は少年のボロボロの身なりを見ると、「そしたらお願いするわ」と靴を磨いてもらうことにする。

 少年は8歳だが、学校には行っていないとスズ子に説明。靴磨きの代金は6円で、スズ子が10円でお釣りが欲しいとお金を差し出すと、少年はそれをひったくり、「釣りはねえな。代わりに今度サービスするよ!」と走り去った。スズ子は必死で生きる少年に思わず「頑張るんやで!」とエールを送り、少年も振り返り、サムズアップで応えていた。

 少年には「達彦」という役名があり、演じているのは子役の蒼昴(そうあ)さん。本名は田中蒼昴さん。2013年3月21日生まれ、大阪府出身で現在10歳の小学5年生。「ベストキッズオーディション2018」でグランプリを獲得し、芸能活動を開始した。現在は松竹芸能に所属し、2022年に放送されたNHK夜ドラ「あなたのブツが、ここに」に出演。2022年度後期の朝ドラ「舞いあがれ!」にもエキストラで出演したが、朝ドラで名前がある役を演じるのは今回が初めて。

 突然登場した靴磨きの少年・達彦に、SNSでは「役名があるので、ただのチョイ役とは思えない。後の誰かか、あるいは終盤で怒涛の伏線回収がなされるのか……?」「今後のキーパーソンになるのかしら」などと正体を予想する声が上がった。

 また、2021年度後期の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に登場した“おはぎの少年”を思い出す視聴者も。初代ヒロイン・安子(上白石萌音さん)の父・金太(甲本雅裕さん)は、空襲で焼失した「御菓子司たちばな」の跡地に小屋を建て、闇市でおはぎの販売を再開。ある日、おはぎを盗もうとした少年を捕まえた金太は、少年におはぎを1箱渡し、これを全部売ってこいと、商売の基本を教えた。少年はその後、和菓子を全国展開する「御菓子司たちばな」を再建した。

 SNSでは、「靴磨きの少年に金太さんがおはぎを託した少年が重なって泣けてきた」「おはぎ売りのあの少年思い出すなあ」「靴磨き少年みたいなのがのちに大物になったりする……カムカムのおはぎ売りの子とかね」といった声が続々と上がった。

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