光る君へ:嘆き悲しむ花山天皇、手に持っていたのは“例の紐” “最愛の人”忯子と再会かなわず「時代とはいえ…」「おいたわしや」

NHK大河ドラマ「光る君へ」第7回の場面カット 本郷奏多さん演じる花山天皇 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」第7回の場面カット 本郷奏多さん演じる花山天皇 (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第7回「おかしきことこそ」が、2月18日に放送され、本郷奏多さん演じる花山天皇が、嘆き悲しむ姿が描かれた。

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 前週第6回「二人の才女」(2月11日放送)のラストでは、花山天皇の寵愛を一身に受ける藤原忯子(よしこ、井上咲楽さん)が、子を身ごもったまま、帰らぬ人に……。第7回「おかしきことこそ」の冒頭では、その続きが描かれた。

 忯子の名を叫ぶも、“再会”することはかなわなかった花山天皇。ナレーションで「この夜、花山天皇がただ一人心から愛した忯子が、おなかの子と共に世を去った。死はけがれと考えられていた時代、天皇はじめ、貴族が遺体に近づくことは許されなかった」と語られた。

 悲しみの涙を流す花山天皇だが、その手に持ってすがりつく“あるもの”に視聴者は注目。それは忯子の入内が描かれた第4回「五節の舞姫」(1月28日放送)で、花山天皇がその手を縛った細い帯で、「縛るとき使ったやつ?」「アレは例の紐?」「縛ってた紐やん」「花山天皇、初夜の思い出の紐を…」「緊縛プレーのときのリボン(?)にすがりつく花山天皇」などと視聴者は反応。

 さらに「おなかのお子と……それはつらい……」「時代とはいえかわいそうすぎる」「帝は亡くなった愛妻とお別れすらできない時代だったのか……おいたわしや……」といった感想も書き込まれた。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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