正直不動産2:「お目が高い!」“黒すぎる”クセ強営業の“黒須”松田悟志がある決断 「爪痕残した」「黒須ロス」の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「正直不動産2」に黒須役で出演している松田悟志さん
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連続ドラマ「正直不動産2」に黒須役で出演している松田悟志さん

 俳優の山下智久さん主演のNHKの連続ドラマ「正直不動産」の続編「正直不動産2」(総合、火曜午後10時)の第8回「無限ループ地獄」が、2月27日に放送された。登坂不動産の日焼けした“黒すぎる”クセ強営業マンの黒須(松田悟志さん)が、終盤である決断をしたことが、視聴者の間で話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、夏原武さんが原案、水野光博さんが脚本、大谷アキラさんが作画を手がけ、マンガ誌「ビッグコミック」(小学館)で連載中の同名マンガが原作。口八丁で、売り上げナンバーワンを誇るやり手の営業マンだったが、ある日を境に、土地の祟(たた)りによって、うそが一切つけなくなった永瀬財地(山下さん)が主人公。「2」では、永瀬のかつての師匠で、最強の不動産営業マン・神木涼真(ディーン・フジオカさん)が、永瀬が勤める登坂不動産のライバル・ミネルヴァ不動産に入社し、牙をむく。

 第8話では、神木に紹介されたという客の篠崎(大鶴義丹さん)が、永瀬のもとへやって来る。不動産投資に失敗した篠崎は、新たな投資を神木から勧められているという。

 神木の真意を測りかねる永瀬は、投資を思いとどまるよう助言するが、娘の進学費用の工面に焦る篠崎は、なかなか決断できずにいた。一方、営業成績ナンバーワンが取れずに焦る黒須は、ある客から成約を取るが、それは神木が仕掛けたワナだった……と展開した。

 「お目が高い!」が口癖で、強引なやりかたで営業成績を上げてきた黒須。いつも真っ黒に日焼けしているが、月下(福原遥さん)に「顔色が悪い」と心配される。実は黒須は、給料が完全歩合制(フルコミ)で「トップじゃなきゃ居場所がなくなる」という焦燥感もあり、薬を飲みながら体に無理をして営業成績を上げていた。

 永瀬に抜かれそうだと焦った黒須は、神木が差し向けた客、海野(駿河太郎さん)の成約を強引な方法で取りつける。だが、海野がその後、契約解除を申し出たことで窮地に陥る。そこを登坂不動産のメンバーが一致団結して解決策を見いだした。

 無事に違約金も全額免除になり、契約を解除できると海野に報告しようとする黒須だったが、自暴自棄になった海野に階段から突き落とされ、大けがをしてしまう。

 入院した黒須は、お見舞いに来た永瀬らに、営業の仕事をやめて愛媛の実家に帰って旅館を継ぐ決意を告げる。そして永瀬に「ざまあみろ! 最後の最後まで俺がナンバーワンだ!」「これでお前は一生、俺に勝つことができない」と高笑いし、「ミネルヴァ不動産負けるなよ」とエールを送った。

 この展開に、SNSでは「黒須、ここで辞めちゃうのか」「黒須さん!爪痕残しました」「黒須さん寂しいよぉー。続編あったら戻ってきて~」「不動産屋やめて愛媛帰っちゃうの! やだ~!!」と「黒須ロス」の声が広がっていた。

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