相棒 season22:右京の説得→ハグに視聴者涙 山田少年に「いつか再登場してほしい」の声も(ネタバレあり)

連続ドラマ「相棒 season22」第18話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「相棒 season22」第18話の一場面=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒 season22」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の第18話が2月28日に放送され、犯人のつらいバックボーンと、右京(水谷豊さん)の説得に反響の声が相次いだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 同話は、前週第17話の後編。連続爆弾事件の犯人を名乗って自首した、右京のチェスのライバルであるIQ150の天才少年・山田(中川翼さん)の犯行の動機を巡るストーリーが展開した。

 山田の動機は復讐(ふくしゅう)だった。同じ児童養護施設育ちで兄貴分として慕っていた金森(井上拓哉さん)が、警察寮でひどいいじめに遭い自殺し、それを署長(金井浩人さん)も隠蔽したことを恨んでの犯行だった。

 山田は、天才的な頭脳を持って生まれたゆえ昔から孤独で何度も自殺しようとしてきたが、その度に金森から説教されていた、と右京に告げる。だがそんな金森ですら自死の道を選んだ世界に絶望していた。

 そして取調室では、隠し持っていた銃を抜き、金森の後を追おうとしたが、右京が説得。右京もまた天才的な頭脳ゆえ幼い頃に孤立した経験があるといい、そして何度も「希望はあります」と繰り返し、山田を優しく抱きしめた。

 右京の説得で、山田は自殺を思いとどまり逮捕された。ラストは、右京のさびしそうな背中で幕を閉じた。

 SNSでは「右京さんが山田くん抱きしめて諭すところで泣きそうになった」「自分と似ている山田に、言葉ではなく温もりで想(おもい)いを伝える右京さんに思わず涙してしまった」「今日の相棒はやりきれないな……」「山田少年良かったよ……またいつか出所したら再登場してほしい」といった声が次々と上がっていた。

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