星降る王国のニナ:テレビアニメが10月スタート PVに瑠璃色の瞳を持つニナ 運命に翻弄される

「星降る王国のニナ」の一場面(C)リカチ・講談社/「星降る王国のニナ」製作委員会
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「星降る王国のニナ」の一場面(C)リカチ・講談社/「星降る王国のニナ」製作委員会

 マンガ誌「BE・LOVE」(講談社)で連載中のリカチさんのマンガが原作のテレビアニメ「星降る王国のニナ」が、10月から放送されることが分かった。ティザーPVもYouTubeで公開され、瑠璃色の瞳を持つニナが登場した。ニナが亡き王女アリシャの身代わりとなり、偽りの花嫁として運命に翻弄(ほんろう)される姿が描かれている。

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 スタッフも発表され、「絆のアリル」シリーズなどの駒屋健一郎さんが監督を務め、「白聖女と黒牧師」などの山田由香さんがシリーズ構成・脚本、「ゆらぎ荘の幽奈さん」などの竹谷今日子さんがキャラクターデザイン、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」などの田渕夏海さんが音楽を担当することが分かった。「プラチナエンド」などのシグナル・エムディが制作する。

 駒屋監督は、作品について「アズールやセトとニナの関係性も面白いところだと思うのですが、自分が一番ひかれたのは、『星の下なんだよってさ、そんなふうに言うの嫌なんだ』というニナの心の強さです。それもただ強いだけではなく、強いけど弱くて、弱いけど強いみたいなところがとても魅力的だなと感じました。それと背景や小物などの細かいところまで、ニナの世界がとても美しいなと思ったんです」とコメント。

 「そんな作品の魅力を、アニメでも表現できるように一生懸命頑張ろうと思って、シナリオやコンテにはとても神経を使いました。音楽も作品をとてもよく理解して作っていただいて本当にすてきに仕上がっているので、そこも見どころ(聴きどころ)だと思います。それから撮影さんにも無理を言って、作品の世界観を表すためにいろいろ工夫していただいているので、きれいな映像になるのではないかと思っています。スタッフに恵まれて、みんなで力を合わせて作っているので、楽しんで見ていただけるとうれしいです」と話している。

 「星降る王国のニナ」は、2019年10月から「BE・LOVE」で連載中のマンガ。身代わりの姫として大国に嫁ぐことになったニナが運命に翻弄されながらも一生に一度の恋に出会う王宮恋愛ファンタジー。事故で亡くなったフォルトナ国の王女アリシャと同じ色の瞳を持つ孤児のニナは、第二王子アズールに見いだされ、大国ガルガダの第一王子セトに偽りの花嫁として嫁ぐことになる……という展開。

 アニメは、田中美海さんがニナを演じるほか、梅原裕一郎さんがニナを見いだすフォルトナ国第二王子のアズール、内山昂輝さんが大国ガルガダの第一王子・セトをそれぞれ演じる。

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