テレビ東京:4月からの経済ニュースの布陣を発表 WBSに相内優香が3年ぶり復帰 報道局・豊島晋作とメインに 金曜は大江麻理子 モーサテは片渕茜と角谷暁子

4月から「WBS」のメインキャスターを務める(左から)大江麻理子キャスター、相内優香アナ、豊島晋作さん=テレビ東京提供
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4月から「WBS」のメインキャスターを務める(左から)大江麻理子キャスター、相内優香アナ、豊島晋作さん=テレビ東京提供

 テレビ東京は2月29日、春の番組改編に合わせて、経済ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」と「Newsモーニングサテライト」の4月1日以降のキャスターを発表した。両番組ともスタジオに本格的なVP(バーチャルプロダクション)を導入し、デジタル時代にふさわしい最先端のスタジオ演出を取り入れることも明らかにした。

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 「WBS」の月〜木曜(午後10時)は、同局の相内優香アナウンサーと報道局の豊島晋作さんがメインキャスターに就任。金曜(午後11時)は「WBS週末版」として引き続き報道局の大江麻理子キャスターが担当する。現場の空気が分かるリポートや最新技術を駆使したスタジオ演出を通して、臨場感と躍動感のある番組を目指す。金曜日は1週間の経済ニュースが一気に理解できるコーナーも展開する。

 「Newsモーニングサテライト」(月〜金曜午前5時45分)は、月〜水曜が片渕茜アナ、木〜金曜が角谷暁子アナがメインキャスターを務める。VPを駆使して世界の経済指標や株価、為替の動きなどを視覚的に表現するとともに、企業経営者や経済政策の立案に携わる当局者などを積極的に番組に招き「朝からニュースが飛び出す番組」を目指す。

 4月から「WBS」と「Newsモーニングサテライト」のキャスターを担当する5人のコメントは以下の通り。

 ◇相内優香アナのコメント

 かつて10年間担当していたWBSに、メインキャスターとして3年ぶりに帰ってきました。WBSを離れていた3年間は、Newsモーニングサテライトのメインキャスターとして日々世界のマーケットを追い続けてきました。目まぐるしく変化する世界経済の中で、日本企業はピンチをチャンスに変えてどのように成長力を高めていけるのか、一つ一つの経済ニュースに丁寧に向き合いながら、お伝えしてまいります。一日の終わりに前向きに明日も頑張ろうと思える、日本のビジネスパーソンの皆さんに寄り添ったニュース番組でありたい、その一端を担えたらと思っております。

 ◇豊島晋作さんのコメント

 かつて番組のディレクターだった自分がスタジオに座るのは緊張感しかありません。テレ東BIZのYouTubeチャンネルでニュースの解説動画なども担当していましたが、今後は地上波がメインの仕事に戻ることになります。YouTubeなどデジタルコンテンツの手法が地上波で通用しないことは理解しており、また別の緊張感も感じております。ディレクターや現場記者だった時の経験を生かし、新しい方法論を模索しながら国内外の経済ニュースを発信していきたいと思います。

 ◇大江麻理子キャスターのコメント

 金曜日のWBSは、放送時間が夜11時からということもあり、これまでも月~木曜までとは趣の異なる企画を盛り込んできました。この春からは、一足早く一週間のニュースをおさらいし、注目トピックを追跡取材する予定です。また、金曜日のコメンテーターには経済ジャーナリストの後藤達也さんをお迎えし、静かに熱い後藤さんの解説をじっくりお届けします。私自身は、WBSのメインキャスターに就任したのが2014年の春でしたので、もう丸10年がたったところです。相内・豊島両キャスターを盛り上げながら、金曜日の放送に全力で取り組んでまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます!

 ◇片渕茜アナのコメント

 日本経済はデフレからの脱却が近づき、日経平均株価は1989年末につけた史上最高値を更新しました。「失われた30年」を生きてきた身としては、今後の日本経済がどのような姿に変容していくのか、未知の世界です。そして、この堅調さを維持できるかどうかはアメリカ経済の行方に大きく左右されます。Newsモーニングサテライトでは、専門家の詳しい分析と共に客観的な視点から世界のマーケット情報をいち早くお伝えします。日本、そして世界経済の新たな景色を一緒に眺めていきましょう。

 ◇角谷暁子アナのコメント

 テレビ東京に入社し、初めて担当した報道番組がNewsモーニングサテライトでした。モーサテで3年半、マーケットの「いろは」を学び、その後WBSで3年、フィールドキャスターとして経済の現場を取材しました。また、モーサテに戻ってきましたが、あの頃の自分と比べ成長できているのでしょうか。世界的な株高の中にあって、マーケットを動かす種は数多くまかれています。その一つ一つがどう芽を出し、どうマーケットを動かすのか。丁寧に、分かりやすくお伝えできるよう、私自身も勉強しながら向き合ってまいります。

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