“ピン芸日本一”を決める「R-1グランプリ 2024」(カンテレ・フジテレビ系)の決勝が3月9日午後6時半から生放送される。22回目を迎える今回は芸歴制限を撤廃し、昨年を大きく上回る過去最多の5457人がエントリー。選ばれた9人がしのぎを削る。
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R-1グランプリは、2002年にスタートし今回で22回目。「R」は「落語」(RAKUGO)の頭文字で、元々は落語フィールド活性化のため「新型落語宣言」と称し、第1回大会は出場者全員が座布団の上で漫談を披露するルールだった。第2回以降はその規制がなくなり、1人で行う芸なら何でもOKで、効果音なども使えるようになった。これまでに、「博多華丸・大吉」の博多華丸さん、ハリウッドザコシショウさん、アキラ100%さん、「霜降り明星」の粗品さん、「マヂカルラブリー」の野田クリスタルさんらが優勝している。昨年は、田津原理音さんが21代目の王者に輝いた。
今年は、番組の放送時間が2時間から2時間半に拡大され、ネタ時間も3分から4分に拡大。ファイナリスト9人が戦うファーストステージは、審査員5人による500点満点(100点×5人)の得点審査。ファーストステージの上位3人がファイナルステージに進み、もう1ネタを披露。審査員5人の決戦投票で優勝者が決定する。優勝賞金は500万円。
芸歴制限の撤廃によって優勝経験者をはじめベテラン勢が続々と再エントリー。ただ、結果としては決勝初進出も目立ち、明暗が分かれた印象。寺田寛明さんが4年連続、サツマカワRPGさんが3年連続、kento fukayaさんが2年ぶり3回目、ルシファー吉岡さんが4年ぶり6回目、吉住さんが2年ぶり3回目の進出。真輝志さん、街裏ぴんくさん、「トンツカタン」のお抹茶さん、どくさいスイッチ企画さんが初の決勝進出となる。中でもどくさいスイッチ企画さんは、アマチュアながら決勝進出した大阪在住の会社員という異色の経歴だ。
審査員は陣内智則さん、バカリズムさん、小籔千豊さん、野田クリスタルさん(マヂカルラブリー)、ハリウッドザコシショウさんが務める。MCはお笑いコンビの「霜降り明星」と広瀬アリスさん。
真輝志、ルシファー吉岡、街裏ぴんく、kento fukaya、寺田寛明、サツマカワRPG、吉住、トンツカタンお抹茶、どくさいスイッチ企画
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