マガデミー賞2023:作品賞に「スキップとローファー」 「薫る花は凛と咲く」紬凛太郎が主演男優賞 助演男優賞は「葬送のフリーレン」ヒンメル

「マガデミー賞2023」の受賞キャラクター、作品
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「マガデミー賞2023」の受賞キャラクター、作品

 電子書籍ストア「ブックライブ」を運営するBookLiveが主催するマンガのキャラクターに贈られる「マガデミー賞2023」の受賞キャラクター、作品が発表され、「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の高松美咲さんのマンガ「スキップとローファー」が作品賞に選ばれたことが分かった。作品賞は今回新設された。

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 主演男優賞は「薫る花は凛と咲く」の紬凛太郎、主演女優賞は「海が走るエンドロール」の茅野うみ子が受賞した。助演男優賞には、「葬送のフリーレン」のヒンメル、助演女優賞には、「アオアシ」の一条花が選ばれた。「気になってる人が男じゃなかった」の古賀みつきと大沢あやが、審査員特別賞をペアで受賞した。

 「マガデミー賞」は、出版社や立場の枠を超えてマンガのキャラクターに感謝と敬意を表し、さらなる躍進を応援するため、2021年に設立された賞。ファンの推薦をもとに各賞のノミネートキャラクターが決定する。第3回となる今回は2023年にコミックスが発売された作品のキャラクターが対象。2023年10月5~29日にキャラクターの推薦を受け付け、計16人がノミネートされた。各賞の受賞キャラクターは、書店の店員と特別審査員のお笑いトリオ「ハナコ」が選出した。

 各受賞キャラクターのコメントは以下の通り。

 ◇主演男優賞 「薫る花は凛と咲く」紬凛太郎のコメント

 皆さま初めまして。千鳥高校2年の紬凛太郎といいます。こんな光栄な賞をいただけるなんて想像もしていませんでしたが、和栗さんや仲間のみんなに出会えたおかげだと思っています。本当にありがとうございました。

 ◇主演女優賞 「海が走るエンドロール」茅野うみ子のコメント

 茅野うみ子です。主演女優賞、まさか自分が出る側で賞をいただくことになるとは……ありがとうございます。これからもより良いものを撮って、作っていきたいです。応援の程よろしくお願いします。

 ◇助演男優賞 「葬送のフリーレン」ヒンメルのコメント

 受賞ありがとう。対価はフリーレンが受けとるさ。千年は保つくらい丈夫な賞を作ってくれ。

 ◇助演女優賞 「アオアシ」一条花のコメント

 ピッチで戦ってるみんなじゃなくて、応援しかできない私が受賞できたことに驚きです! ありがたく頂戴いたします!

 ◇審査員特別賞 「気になってる人が男じゃなかった」古賀みつきのコメント

 え?! この特別賞って2人一緒にもらっていいんですか? す、すいません、私なんか……というか大沢さんがいなかったら私はこんなモノ……。

 ◇審査員特別賞 「気になってる人が男じゃなかった」大沢あやのコメント

 あーもう!! 古賀さん、黙ってもらっとけ!! ありがとうございます!!

 ◇作品賞 「スキップとローファー」作者・高松美咲さんのコメント

 この度は作品賞に選んでいただいてありがとうございます。1月に、能登半島で大震災が起きました。作中出てくる美津未の故郷として登場した風景のほとんどが失われました。被災された方々の穏やかな時間を取り戻すまでには、本当に長い時間を要します。これからも「スキップとローファー」を娯楽として気楽に楽しんでいただきたいことに変わりはありませんが、時々、被災地のことを気にかけていただけるとうれしいです。そして、面倒が理由で連絡を先延ばしにしていた親しい人に会いに行って、一緒においしいご飯を食べてください。

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