松島トモ子:永六輔さんから「もう自分のことを笑っちゃいな」とエール!? ライオン&ヒョウにかまれた事故を「徹子の部屋」で振り返る

「徹子の部屋」に出演した松島トモ子さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した松島トモ子さん=テレビ朝日提供

 俳優の松島トモ子さん(78)が、3月25日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。38年前、取材で訪れたケニアで、ライオンとヒョウにかまれた事故について語った。

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 当時、ライオンに頭をかまれた10日ほど後、今度はヒョウにかじられ第4頸椎(けいつい)を粉砕骨折してしまった松島さん。「アフリカでも有名になって。“ライオンとヒョウにかまれた人”と新聞なんかにも出ちゃって……」と振り返りながら、「パスポートでいろいろな国に行くときに、スタンプ押してありますよね。 あそこに英語で『今度はワニに気をつけて』とか書かれて、『うるさい』って思って。この話って有名なんだって思って」と話した。

 芸人のネタになるほど有名なエピソードだが、松島さんにとっては命の危険に直面する出来事だった。「コントでみんなやってらしたの、それはいいと思ったんです。もし私が他人だったら面白がっていたと思うから。でも、自分ではあと1ミリ違っていたら死んでいたか、全身まひになっていたかで大変だった。私にとっては笑い事ではなかった。みなさんは笑っていいんだけど」と心境を明かし、インタビューの依頼は断っていたという。

 そんなある日、永六輔さん(故人)がイベントで松島さんのことを「ライオンのえさ」と紹介した。「私は幕の所にいて。あまり驚かない私ですけど、『どうしよう! どうやって出たらいいかしら?』と思っていたら、お客さんにどっとウケたの。だからよかった」と振り返った。

 「そういうこと(事故)は恥ずかしいと思っていた。私はいつまでもこだわっていたものだから、永さんが『もう自分のことを笑っちゃいな』って言ってくださったのかもしれない」

 その体験から、ブログタイトルには「ライオンの餌」とつけている松島さん。徹子さんも、「まあいいじゃありませんか」と言葉をかけていた。

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