Believe-君にかける橋-:悪天候の中、木村拓哉が撮影チーム鼓舞 キャスト・スタッフ感無量のクランクイン

4月25日にスタートする連続ドラマ「Believe-君にかける橋-」にクランクインした木村拓哉さん=テレビ朝日提供
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4月25日にスタートする連続ドラマ「Believe-君にかける橋-」にクランクインした木村拓哉さん=テレビ朝日提供

 テレビ朝日開局65周年記念作品として、木村拓哉さん主演で4月25日にスタートする連続ドラマ「Believe-君にかける橋-」(木曜午後9時)が今月、クランクインしたことが分かった。

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 撮影初日は物語のカギとなる「橋のシーン」の撮影だったが、この日は強風が吹き、雨や雹(ひょう)も降る悪天候。途中、風速16メートルの強風で撮影が一時中断したが、強風の中でも木村さんはためらうことなく足場に降り立ち、撮影チームを鼓舞。木村さんの熱い思いに応えるかのように、夕方には美しい虹が出て、キャスト・スタッフ一同、感無量のクランクインになったという。

 クランクインした心境について、木村さんは「この地域にお住まいの方々にとって、生活の動線となる橋にお邪魔し、多大なご協力を賜っている以上、何としても必要なものはちゃんと撮影しないといけないなと思っています。悪天候で厳しい状況ではありますけど、お互いの熱量を知り合えている、慣れ親しんだ力強いスタッフと一緒なので、僕の心は豊か。早く1カット、1カットを重ねていきたいな、というテンションを保てています。今後の撮影でも、その日やるべきことを全力でやりたいと思っています」とコメント。

 撮影については「橋の建設現場で生き生きとした時間を過ごしていたはずの登場人物が、なぜか刑務所に収容されるという流れの物語なので、衣装合わせでもベルトすら通してはいけない衣装が何着もあったんです。こんなにテンションが上がらない衣装合わせは初めてだな、と思いましたね(笑い)」と語った。

 さらに、「同時に、この衣装を身にまとう期間を経た後、狩山(役名)の中でどんな時間が流れていくのかな、とますます興味が湧(わ)いてきました。そこは台本を読み進めていくにつれ、徐々に見えてくると思うので、僕も楽しみにしながら撮影に参加しようと思っています」と話した。

 ドラマは、橋造りに情熱を燃やす大手ゼネコンの土木設計部の部長・狩山が、思わぬ困難に見舞われていく姿を描く。木村さん主演の「GOOD LUCK!!」(TBS系、2003年)、「エンジン」(フジテレビ系、2005年)、「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系、2018年、2020年)などを手掛けてきた井上由美子さんのオリジナル作。

 今回、第1弾となる作品ビジュアルも公開された。橋の上に立つ狩山が、まばゆい光が差し込む向こう岸に向かって、何かを投げる姿が描かれ「きっと、たどりつく」というコピーが添えられている。

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