坂本龍一さん:最期の日々に迫るNHKスペシャル放送へ 「いま安楽死を選ぶか」と日記に 知られざる生身の「教授」

NHKスペシャル「Last Days 坂本龍一 最期の日々」のビジュアル(C)NHK
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NHKスペシャル「Last Days 坂本龍一 最期の日々」のビジュアル(C)NHK

 昨年3月に71歳で死去した音楽家・坂本龍一さんの最期の日々に迫るNHKスペシャル「Last Days 坂本龍一 最期の日々」(総合)が、4月7日午後9時~同59分に放送されることが分かった。坂本さんが亡くなるまでの3年間を記録した手記や創作ノート、プライベート・フィルムなど、遺族から提供された貴重な資料や映像などを紹介する。

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 日記には「松前漬けが食べたい」「照ノ富士がんばれ!」といった日々の何気ないつぶやきから「死刑宣告だ」「いま安楽死を選ぶか」といった闘病生活の苦悩、さらに「音楽だけが正気を保つ、唯一の方法かもしれない」「残す音楽、残さない音楽」と病床で絞り出した言葉が並んでいる。

 素顔が映し出された映像の数々には「教授」と呼ばれた坂本さんの知られざる姿を留めている。音楽と共に生きた坂本さんの最期の日々を見つめる。

 4月10日深夜0時35分から再放送する。

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