見上愛:「ゲームの名は誘拐」で亀梨和也の“共犯者”に 「亀梨さんはちょっとおちゃめ」(コメント全文)

「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」のビジュアル=WOWOW提供
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「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」のビジュアル=WOWOW提供

 俳優の見上愛さんが、亀梨和也さん主演の「連続ドラマW 東野圭吾ゲームの名は誘拐』」でヒロインを演じることが明らかになった。亀梨さん演じる“誘拐犯”の佐久間駿介とともに狂言誘拐を繰り広げる“共犯者”の葛城樹理を演じる。

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 ドラマは東野さんの同名小説(光文社文庫、2002年)が原作。主人公である広告代理店の敏腕プランナー、佐久間駿介は手掛けていた大型プロジェクトから突然降板させられる。佐久間は、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘・葛城樹理と共謀して身代金3億円の狂言誘拐を企てることから始まるミステリー。順調に滑り出したかに思われた佐久間の“誘拐ゲーム”は、やがて予想外の展開を見せていく。

 見上さんが演じる樹理は、佐久間が手掛ける大型プロジェクトのクライアントである大手自動車メーカーの副社長・葛城勝俊の娘で、葛城と愛人との間に生まれ、その後葛城家に引き取られた境遇をもつ。家庭内で虐げられる自分を世間体を気にして家に閉じ込めてきた葛城を恨み、いつかひと泡吹かせたいという思いを抱えた役どころだ。そんな樹理の前にある日、葛城によって進行中のプロジェクトから理不尽に降板させられた佐久間が現れる。自分と同じように葛城に恨みをもつ佐久間に、樹理は「私を誘拐して」と話を持ち掛けるが……。

 「連続ドラマW 両刃の斧」以来のWOWOWドラマ出演となる見上さんは「小説や映画化などでも話題になっていた作品でしたので、お話をいただいたときは、純粋にうれしかったです」とコメント。亀梨さんとの共演については「常に気さくに話しかけてくださり、とにかく気が回る方なのですが、ちょっとおちゃめなところもあって、撮影は毎日和やかな雰囲気でした」と振り返っている。

 「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」は6月9日午後10時からWOWOWで放送・配信。全4話。

 ◇見上愛さんのコメント

 --「連続ドラマW 両刃の斧」以来のWOWOWドラマへのご出演で、物語のヒロインという重要な役柄を演じられます。オファーを受けた際のお気持ちをお聞かせください。

 小説や映画化などでも話題になっていた作品でしたので、お話をいただいたときは、純粋にうれしかったです。手元に台本が届き、小説を読み終わり、共演者の方々のお名前
を伺い、衣装合わせを行い……と、撮影が近づくに連れて、緊張感も増していきましたが、きっとこの緊張感が生きる作品だろうなと、不思議と落ち着きもありました。

 --葛城樹理という人物について、脚本を読み、実際に演じられてどのように感じましたか。また、演じる上で心掛けたことがあればお聞かせください。

 かなり演じがいのある役だと感じました。自由奔放に見えたり、繊細に見えたり、ミステリアスに見えたり、策士に見えたり……と、いろいろな面がある女の子です。それを佐久間や父親との騙し合いの中で、計算して出していたり、そうでなかったりする子だったので、演じているうちに、自分でも何がうそで本当か分からなくなってきてしまい、私自身もかなり騙され振り回されました(笑い)。

 --亀梨和也さんとご共演されての印象や、撮影時の印象的なエピソードなどがあれば教えてください。

 小さいころからテレビで拝見していた方でしたし、初めてお会いした時はオーラに驚いてしまって、あまり自分からは話しかけられませんでした。ですが、初日の撮影後に、「いい作品になりそうだね!気になることとかがあれば随時遠慮なく話し合って一緒に作っていきましょう」というような言葉をかけてくださって、気を張りすぎずに撮影に臨むことができました。

 そして、亀梨さんは常に気さくに話しかけてくださり、とにかく気が回る方なのですが、ちょっとおちゃめなところもあって、撮影は毎日和やかな雰囲気でした。

 --放送を楽しみにされている視聴者の皆様へ、メッセージをお願いします。

 原作などでトリックを知っている方も、まだ知らない方も、それぞれ違った楽しみ方のできる作品になったと思います。会話劇の中で織りなされる3人の心理戦に、ぜひだまされて振り回されてみてください!

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