ダンジョン飯:テレビアニメは第2シーズンへ 追加キャストに神戸光歩、日笠陽子、鬼頭明里 新OPはsumika リーガルリリーがED担当

「ダンジョン飯」のキービジュアル第2弾(C)九井諒子・KADOKAWA 刊/「ダンジョン飯」製作委員会
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「ダンジョン飯」のキービジュアル第2弾(C)九井諒子・KADOKAWA 刊/「ダンジョン飯」製作委員会

 九井諒子さんのグルメファンタジーマンガが原作のテレビアニメ「ダンジョン飯」が、4月から第2シーズンに突入する。ライオス一行、迷宮の主である狂乱の魔術師らが描かれたキービジュアル第2弾、PV第3弾が公開された。第2シーズンの主題歌の情報も発表され、バンド「sumika」がオープニングテーマ(OP)「運命」、バンド「リーガルリリー」がエンディングテーマ(ED)「キラキラの灰」をそれぞれ担当することが分かった。PV第3弾では、OP、EDもお披露目された。

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 追加キャストとして神戸光歩さん、日笠陽子さん、志田有彩さん、鬼頭明里さん、古谷佳乃さんが出演することも分かった。第2シーズンから登場するキャラクターを演じ、神戸さんが猫耳としっぽを持つ獣人の少女・イヅツミ役、日笠さんがかつてライオスと共にパーティーを組んでいたシュローと行動を共にする一行としてマイヅル役、志田さんがヒエン役、鬼頭さんがベニチドリ役、古谷さんがイヌタデ役として出演する。小林ゆうさんが演じる、狂乱の魔術師ことシスルのビジュアルも公開された。

 小林さんは「第1シーズンからシスル役として出演させていただいておりますが、ずっと謎に包まれていたシスルさんの正体がこのたび解禁の運びとなりました。改めまして、狂乱の魔術師ことシスル役を担当させていただきます、小林ゆうと申します。初めて原作を拝見した時にとても魅力的なキャラクターだとシスルさんが大好きになりました。ですので、アニメ化されて演じる機会をいただけたことに大変感謝しております。精いっぱい大切に演じてまいりたいと思いますのでどうかよろしくお願いいたします」と話している。

 神戸さんは「“食う”か“食われる”か……この壮大な冒険譚(たん)の一部になれて光栄です! イヅツミ役に決まった時から、私も冒険に出るかのような緊張と高揚感をずっと感じておりました。アニメは折り返しを迎え、『ダンジョン飯』の世界はここから更に深いところへと進んでいきます。そこにイヅツミがどう絡んでいくのか、そしてどんな魅力のあるキャラクターなのか、楽しみにお待ちいただけますと幸いです!」とコメントを寄せている。

 日笠さんは「『ダンジョン飯』は1巻が発売された頃から原作を購入していたので、アニメ化されるだけでもとてもうれしいのに、こうして演者としても関わらせていただけて本当に感無量です! 最初は純粋にグルメマンガかと思いきや、ダンジョン奥深くに進んでいくにつれてぞれぞれの弱さや思いが交錯し人の業のようなものがあぶり出されるヒューマンドラマでもあり、先生が描く繊細なギャグとのバランスが絶妙で、引き込まれていく作品です。マイヅルはシュローのお世話係的な存在ではありますが、シュローへの愛情や期待は乳母のような気持ちで演じています。彼女の呪術(の声)にも注目してください!」と話している。

 志田さんは「アニメも第2シーズンになり、どんどんとおいしそうな?食材たちもキャラクターたちも盛りだくさんになっていきます。ヒエンとして……ダンジョン飯の中で良い『スパイス』になれるように頑張りま!! よろしくお願いします!」とコメント。

 鬼頭さんは「魔物を料理し食べる作品ということですが、架空の食材や料理にこんなにも食欲をそそられるとは、なんてすごい作品だ……と、おなかを空かせながら私も想像を膨らませています。ファンタジー作品の中でも斜め上をいくこの作品に、こうしてベニチドリとして関われること、とても光栄です! 少しでも作品に力添えできるよう、微力ですが精いっぱい臨ませていただきました!
」と語っている。

 古谷さんは「おなかも心もくすぐられるこのすてきな作品に、タデちゃんとして参加させていただくことができて光栄です。とにかく明るく元気で健やかなタデちゃん! お友達にほしい!(笑い)。みんなとちょっと違う空気感の彼女を、ほっこりと味わっていただけたらと思っています。作品の魅力はなんと言っても、『ダンジョン』という特殊な環境下で『魔物』から作り出されるご飯たち。おいしそうなご飯たちを見ていると、命のありがたみや、食へのリスペクトが不思議と湧いてきます。この作品を見終わる頃には、皆さんのご飯がもっと楽しみに、そして大切なものになっていると思います。ぜひおなかを空かせて待っていてくださいね!」と呼びかけた。

 「ダンジョン飯」は、マンガ誌「ハルタ」(KADOKAWA)で2014年に連載を開始し、2023年9月に約9年半の連載に幕を下ろした。冒険者のライオス一行が、襲ってくるモンスターを料理して食べながら、ダンジョン踏破を目指す姿が描かれた。「このマンガがすごい!2016」(宝島社)のオトコ編1位に選ばれたことも話題になった。コミックス全14巻が発売されており、電子版を含むシリーズ累計発行部数は1400万部以上。

 アニメは「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」で助監督を務めた宮島善博さんが監督を務め、「プロメア」「キルラキル」などで知られるTRIGGERが制作する。TOKYO MXほかで放送中。

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