水谷豊:「“本当の嵐山”を初めて知りました」 京都一人旅 人気宿で絶景堪能 逸品料理には「骨抜きに」

4月4日放送「あなたの知らない京都旅 ~1200年の物語~」に出演する水谷豊さん=BS朝日提供
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4月4日放送「あなたの知らない京都旅 ~1200年の物語~」に出演する水谷豊さん=BS朝日提供

 「いままで知らなかった京都をより深堀り」をコンセプトにした旅番組「あなたの知らない京都旅 ~1200年の物語~」(BS朝日)。4月4日午後9時からの番組では、俳優の水谷豊さんが嵐山を一人旅。「絶景・歴史・食」の3つの視点から、「なぜ人は嵐山を訪ねるのか?」をテーマに、奥深い魅力をひもとく。

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 水谷さんがまず訪れたのは、嵐山でも屈指の人気を誇る「星のや京都」。江戸時代、豪商・角倉了以(すみのくら・りょうい)が巨額を投じて造った別荘があった場所に作られた宿で、目の前を流れる大堰川(おおいがわ)の絶景を臨むことができる。

 喧騒(けんそう)から離れた美しい風景に、水谷さんは「ここからは色と音を楽しめる、まさに嵐山ですね」と上機嫌。「星のや京都」の船着き場から専用船に乗り込み、大堰川を移動。渡月橋を船から眺め、平安貴族の舟遊びを体感する。

 次に、嵐山の「歴史」を感じる清凉寺へ。清凉寺参道の歴史を知った水谷さんは「僕はすごいところにいるんですね」と感嘆し、本尊の国宝・釈迦如来像にまみえる。さらに、仏像の胎内から発見された“あるもの”や、有名人物がモデルになったという仏像も目の当たりにする。

 そして、嵐山の「食」を堪能すべく、日本料理の名店「京都吉兆」へ。社長・徳岡邦夫さんの説明に耳を傾けながら逸品料理を味わう水谷さんは「骨抜きにされちゃいますね」「食べた感想を言葉にするのは難しいですね」と語る。歴史を感じさせる座敷に「食事が出てくるまでの演出で、より食事が美味しくなります。素晴らしい時間ですね」と話す。

 番組では、閑静な二尊院近辺や、昭和の大スター・大河内傳次郎が自ら造り上げた「大河内山荘庭園」も散策。「大河内山荘庭園」では水谷さんが、まさかのモノマネを披露する。

 旅を終えた水谷さんは「今回は“本当の嵐山”を初めて知りましたね。嵐山に対するこれまでの印象が変わりました」とコメント。「京都は本当に来ても来ても飽きない街、それだけのものがあるんです。この番組がずっと続いていること自体すごいこと。『京都はもういいんじゃないんですか?』とならないわけですから(笑い)」と語った。

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