緊急取調室 (2025)
最終話 蒼い銃弾
12月18日(木)放送分
4月9日に始まるテレビ朝日系連続ドラマ「Destiny」(火曜午後9時)。横浜地検検事の西村奏(にしむら・かなで、石原さとみさん)が大学時代の恋人・野木真樹(のぎ・まさき、亀梨和也さん)との12年ぶりの再会を機に、封印してきた青春時代の事件と向き合うサスペンス・ラブストーリー。脚本は「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)シリーズなどで知られる吉田紀子さんだ。初回は6分拡大放送。ここでは、曽田陵介さん演じる加地卓也を紹介する。
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加地は横浜地検中央支部の事務官で、奏の職場パートナー。奏に振り回されて全く休めないことに不満を募らせている。代休を求め続けるが、なかなか実現しない。実は秘密を抱えているようで……。
横浜地検中央支部検事の奏は、東京地検特捜部の検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介さん)が亡くなった中学3年生の頃に思いをはせていた。検事として正義を貫いてきた父が汚職事件に巻き込まれ、疑惑を残したまま落命して以来、姓を変えて母の故郷・長野に移住。心を閉ざして生きていた。
奏の運命を大きく変えたのは大学2年の夏。何かと絡んでくる真樹のお陰で、初めて仲間ができた。奏は自然あふれるキャンパスで仲間と青春を謳歌(おうか)。初めて心から笑い、充実した日々を送る。
孤独に生きてきた奏と、父・野木浩一郎(仲村トオルさん)との折り合いが悪くて心から人を好きになったことのない真樹はひかれ合い、仲間には秘密の恋が始まる。奏は仲間の一人、及川カオリ(田中みな実さん)の真樹への恋心に気付きながらも目をそらし、初恋に溺れていく。
ある日、意外な事件が奏らに襲いかかる。この事件を境に、永遠を誓ったはずの友情も青春時代も突然終わりを告げる。
12年後。奏は思いがけない形で再びあの事件に向き合うことに。それは、20年前の父の死の謎にもつながっていた。
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