光る君へ:すべては自分の目的のため? 本音と建て前がしっかりある明子女王 瀧内公美も「強い女性だなと」

NHK大河ドラマ「光る君へ」で源明子を演じる瀧内公美さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」で源明子を演じる瀧内公美さん (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)で源明子を演じる瀧内公美さん。無念のうちに亡くなった父・源高明の恨みを晴らそうと、兼家(段田安則さん)に近づき、呪詛に使う“道具”として、その扇を譲り受けることに成功した明子について、瀧内さんは「本音と建て前というのがしっかりある女性で、自分の目的に対する芯がしっかりしている人だなという印象です」と話している。

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 瀧内さんは、第13回(3月31日放送)での明子と兼家のやりとりを振り返り、「兼家さんが『父はご息災ですか?』ということを問うシーンに対しても、『父は亡くなりました』と答えればいいものの、『父は太宰府から帰ったあと身まかりました』というふうに答える。事細かくいうその受け答えが、彼女の芯がある部分だなというふうに思っています」と説明。

 続けて「彼女の中には『あなたもどこかで関わっていたはずですよね?』ということを思い出させるような意味合いがあったと思うので、そういった言葉を兼家さんに投げかけることができる明子というのは、強い女性だなというふうに思いました」と結論づけた。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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