イップス:篠原涼子が小説を書けなくなってしまったミステリー作家に

ドラマ「イップス」で黒羽ミコを演じる篠原涼子さん(C)フジテレビ
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ドラマ「イップス」で黒羽ミコを演じる篠原涼子さん(C)フジテレビ

 4月12日に始まる篠原涼子さんとバカリズムさんダブル主演の連続ドラマ「イップス」(フジテレビ系、金曜午後9時)。篠原さん演じる、小説を書けなくなってしまった人気ミステリー作家と、バカリズムさん演じる、事件を解けなくなったエリート刑事の絶不調バディーが補い合い、小気味良い会話を展開しながら犯人を追い詰めるミステリーコメディーだ。イップスは葛藤などが原因で普段できていた事が急にできなくなる症状。ここでは、篠原さん演じる黒羽ミコを紹介する。

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 ◇現在はコメンテーター業ばかり

 ミコはデビュー後立て続けにベストセラーを連発して人気作家の仲間入りを果たした。だが、小説を書けなくなる。

 今はワイドショーのコメンテーター業を副業ながら本業並みにこなしている。

 ◇初回ストーリー

 ミステリー作家の黒羽ミコと警視庁捜査1課刑事の森野徹(バカリズムさん)はイップスという同じ悩みを抱えていた。

 デビュー作から3作連続でベストセラーを記録するも、もう5年間も新作を書けていないミコ。会話術と洞察力を武器に情報番組のコメンテーターやコラム執筆をこなしていたが、そのせいで本業が更に片手間になっていた。

 5年前に出した小説はSNS上で「トリックがダサい」とたたかれ、コメンテーター業の方も「何にでも首突っ込むんじゃねえ」とたたかれてイライラが募る日々。ミコの弟で人権派弁護士として知られる慧(染谷将太さん)は、そんな姉が心配でならない。

 森野は、かつてはエリートとして組織内でも一目置かれる存在。だが、ある出来事を機に事件を解けなくなっていた。ミコ作品の大ファンだったが、近作の完成度が低くコメンテーター業ばかりで新作を出さないミコにいら立ちを募らせる。「ノモリ」なるアカウントで「トリックがダサい」とSNSに書き込むなどアンチ化している。

 そんな2人は、元アイドルの人気熱波師・電撃ウィッチ麻尋(トリンドル玲奈さん)のプロデュースするサウナ施設で出会う。

 その施設で反社組織の竹内渉(山口大地さん)の死体が見つかる。ミコは「生の死体見るの初めて」とテンションが上がる一方、森野は事件に遭遇したことでイップスの症状が出て……。

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